神尾楓珠と池田エライザがW主演を務める、MBS/TBSドラマイズム枠『左ききのエレン』(MBS、10月20日スタート、毎週日曜24:50~※初回は25:15~/TBS、10月22日スタート、毎週火曜25:28~)のポスタービジュアルが解禁となった。キャッチコピーは「天才になれなかった全ての人へ」。何者かになりたい一心でがむしゃらに突き進む朝倉光一(神尾)と、他を圧倒する才能を持つ山岸エレン(池田)が対象的に描かれている。
原作は2016年3月から、かっぴーによって電子メディア媒体「cakes」にて連載がスタートし、cakesクリエイターコンテストで特選を受賞した同名漫画。2017年10月からは、「少年ジャンプ+」にてリメイク版が発売され、話題沸騰中の作品だ。自らの才能の限界に苦しみながらも、いつか“何者か”になることを夢見る光一。一方、圧倒的な芸術的才能に恵まれながらも、天才ゆえの苦悩と孤独を抱えるエレン。高校時代に運命的に出会った2人はやがて、大手広告代理店のデザイナー、ニューヨークを活動拠点とする画家として、それぞれの道を歩むことになるのだが……。凡才と天才、相対する2人の敗北や挫折を通して、その先に「本当の自分」を発見するまでをリアルに描き出す青春群像劇となっている。これまでに、石崎ひゅーい、今泉佑唯、中村ゆりか、吉村界人、田中真琴、久保田紗友、八木アリサ、丸山智己の出演が発表されているが、このほど、板橋駿谷、村杉蝉之介、阪田マサノブ、般若、堀部圭亮が出演することもわかった。
ポスタービジュアルが解禁となったほか、主題歌とエンディングテーマも決定。ドラマのために書き下ろされた、ポルカドットスティングレイの「女神」は、ヒリヒリとした緊張感とスピーディーに進む曲展開が繰り広げられる楽曲で、原作と情景がリンクしてドラマを体感できるサウンドとなっている。
また、エンディングは、GOOD ON THE REELの書き下ろし楽曲「あとさき」。ボーカルの千野隆尋が作詞、作曲ともに担当。あきらめきれない夢を追っている、プライドと儚さが交差する感情を、轟音ギターロックサウンドで歌いあげている。
<ポルカドットスティングレイ・雫 コメント>
主題歌「女神」を書き下ろさせていただきました。天才ではないけれど「何か」になろうともがく光一の目線で、天才エレンに対する気持ちを歌いました。追いつきたいけど追いつけない、がむしゃらにもがいて何かにならなきゃ退屈だ、という焦燥感を歌詞でもサウンドでも余すことなく表現できたと思います。タイトルの「女神」は、「アトリエの女神」と呼ばれていたエレンのことを指しています。
<GOOD ON THE REEL・千野隆尋 コメント>
すごい漫画です。一気に読みました。この作品のドラマ化に曲を書かせていただけて光栄です。漫画を読んでいて、もしかしたら作者のかっぴー先生は歳が近いのでは? と感じ、調べてみたら1つ違いのほぼ同世代でした。なんでもかんでもパワハラと言われるこの時代に、一石を投じるような最高のパワハラ漫画。天才になれなかった僕の背中を、思いっきりぶん殴ってくれてありがとうございます。