深田恭子と瀬戸康史が7日、都内で行われた7月11日からスタートする木曜劇場『ルパンの娘』 (フジテレビ系、毎週木曜22:00~※初回は15分拡大SP)の記者会見に出席。七夕にあわせて浴衣姿で登壇した。
本作は、横関大の同名小説を原作に、泥棒一家の娘である三雲華(深田)と、警察一家の息子・桜庭和馬(瀬戸)との決して許されない恋愛を描くラブコメディ。この日は、深田、瀬戸のほか、共演の小沢真珠、栗原類、大貫勇輔、渡部篤郎も出席した。
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深田は「原作と脚本を読んで、こんなにも物語に入り込める作品はなかなかないと思いました。登場人物や話の内容も整理しやすい感じで、夢見るような泥棒の世界の話です」と紹介。深田をはじめ、泥棒一家が着る泥棒スーツもキャットスーツを彷彿とさせるクールなデザインと話題だが、「衣装合わせで着た時は本当にどうしようって。恥ずかしいしって、頭の中がどうしようでいっぱいになりました。でも、皆さんと一斉に着たら格好良くて、なんか嬉しい気持ちになりました」と笑顔を見せた。
7年ぶりの共演となる瀬戸については、「クランクインした日から身近な存在で、楽しく撮影させてもらっています」と明かし、「今回の現場で、初めて瀬戸さんが笑い上戸なことを知りました。去年再会した時はたまたま役作りで女装されていて女の子にしか見えなかったんですけど、今回はこの役作りのためにパンプアップされていたりして、いろんなことができる役者さんだなって思いました」とその印象を語った。これについて、瀬戸は「会見の場で、そういう質問がないとこういうことはなかなか聞けない。めちゃくちゃ嬉しいですね」とにっこり。
瀬戸も深田について、「深田さんはどんな人にも平等。僕のほうが年下なのに、瀬戸君じゃなくて瀬戸さんと呼んでくれるんです。だからといって突き放されている感じはなくて、身近に感じるので、すごく嬉しいです」とその人柄を紹介。
瀬戸自身は今回、体重を10kg増量して役に挑んでいるが、その理由についても「警察なのでちょっとガッチリしていたいなって。その前が痩せすぎていて、50kgくらい。それから筋トレだけで62kgまでいきました。ひたすら食べて筋トレでした。スーツを着た時にビシッと見える体型づくりを目指しています。アクションも今回めちゃくちゃ激しいので鍛えていてよかったですね。筋トレは自分にとってプラスなことばかり。体を鍛えるとメンタルも上がります。鍛えてよかった」と述べると、深田はこれに感心の眼差し。
「撮影の合間も腕立て伏せをしていたり、ストイックな現場。大貫さんも筋トレをやっていて、いつでもどこでも筋トレ大会です。瀬戸さんのようなストイックさが自分にもあればな……と思います」と瀬戸の役者としての姿勢を絶賛していた。