女優の山本舞香が語りを務める『○○発東京行き2019春~まだまだドラマがありました~』(カンテレ ※関西ローカル)が、6月2日(日)25時から放送される。番組の放送に先駆け、山本からコメントが到着。自身も地元の鳥取から上京した経験を持つ山本が、上京当時の心境を明かした。
この番組は、バスやフェリーなど、全国各地のターミナルから東京へ向かう人に密着し、その先で起こる人間ドラマを見届けるドキュメントバラエティ。今回は、5月26日に放送された全国ネット版の番外編として、放送に収まらなかった上京物語を放送していく。
この番外編には、好きなバンドのライブを見るために上京する男性や、東京に就職した親友の様子が気になり、心配のあまり思い立って高速バス乗り場まで来た人などが登場。そんな上京する人たちの思いに寄り添いながら、その人の抱えた物語に迫っていく。
先日放送された全国ネット版では、パネラーとして出演した山本が、今回は語りとして番組に参加。地元の鳥取県・米子から2011年に13歳で上京した山本は、東京へやって来た当時について「実は、すごく“嫌”でしたね。親と離れることもすごく辛かったですし、戸惑いの方が多くて……怖いっていう感情でしたね」と告白。ホームシックになり、毎日のように泣いていたが、「絶対負けない!」という思いもあったことを打ち明けた。
東京という場所について聞かれた山本は、「なんでもあるかな、身近に。お店とか。そこだけですね(笑)。最初の印象が“嫌”だったので(笑)。最初の印象がよくないから心からは好きになれないのかも。東京は、“仕事をする場所”っていう感じですね」と冷静に分析。しかし、上京することに対しては、「上京は、楽しいです! いろんな新しいことが待っていて、新しい経験もできると思います」とポジティブに捉えており、これから上京を考えている人に向けて、「自分の思うように、楽しく、後悔ないように挑戦してほしいなと思います」とエールを送った。
最後に番組に関して、「私がナレーションの時に見た短いシーンだけでもつい笑顔になってしまう、そんな番組です。クスっと笑える幸せな映像がたくさんあるので、ぜひ楽しみにしてください!」とアピールした。