池上彰、海外メディアが映した天皇陛下の超貴重映像に驚き「“テイク2”なんて日本では見たことがない」

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1月18日(金)19時57分より放送される、金曜プレミアム池上彰スペシャル! 世界が映した日本の100年』(フジテレビ系)にて、海外のメディアが映した日本の皇室として「天皇陛下の少年時代の超貴重映像」が紹介される。

同番組は、池上が日本や世界の重要なニュースをわかりやすくスタジオ解説する人気シリーズ。高島彩が進行を務め、陣内智則立川志らく千秋中田喜子中間淳太(ジャニーズWEST)がゲストとして出演する。

まもなく平成が終わり、新しい時代を迎えようとしている今、日本人である私たちが知らない“世界から見た”日本の100年を振り返る。そんな中、世界のカメラは日本をどのように映し、伝えていたのか? 貴重な映像から見えてくる日本の姿とは? 皇室・災害・歴史の舞台裏を紹介する。

1921年に昭和天皇が皇太子時代に初めてヨーロッパを訪問されたご様子を記録した貴重な映像が残されていた。明治天皇と大正天皇については映像が残されていない中、これが歴代の天皇として初めて撮影された映像になる。そこには、スコットランドの貴族と一緒に釣りを楽しむ様子、そしてパリのエッフェル塔で、設計士のエッフェル氏と並び笑顔を見せられる皇太子時代の昭和天皇の姿が……。この映像を撮影し、それを公開した日本政府の意図にも池上が迫る。

そして、4月に退位される天皇陛下の貴重な映像も公開。番組は、1949年にアメリカの映画会社が撮影したニュース映像の、元素材(=編集される前の映像)を入手した。元素材には、天皇陛下が弟の常陸宮さまと談笑されている様子、そして、浜辺を歩かれている2人が、もう一度同じように歩かれるなど、貴重な“撮り直し”映像も記録されていた。また、天皇陛下が地引き網を引っ張られる姿に加え、カメラマンからの撮影開始の合図を待って網を引かれる様子も。

さらに、1953年、天皇陛下が皇太子時代、19歳の時に初めて欧米をご訪問された際のイギリスのニュース映像も残されている。そこには英語で会見をされる天皇陛下の映像が映し出されていた。

このほか「世界のVIP来日秘蔵映像」として、“野球の神様”ベーブ・ルースや、ヘレン・ケラーの初来日映像も公開される。

オンエアを前に池上からコメントが到着。以下に紹介する。

<池上彰コメント>
――貴重な映像がたくさん紹介されました。池上さんが特に印象に残った映像は?

とても興味深かったのは、天皇陛下が皇太子の時に地引き網をされたり、撮影を始めるタイミングを待たれていたりした映像ですね。“テイク2”なんて、日本では見たことがないですよね。アメリカならではですね。皆さん驚かれるかもしれませんが、日本では見られない日本についての貴重な資料がアメリカにはたくさん残されているんですよ。いろいろな機密情報や秘密合意など、日本側は発表していないけれど、アメリカは期限が来たら全部公開します。なんでもきちんと保管しておき、誰でも見られるようにするという精神はすごいなと思いますね。普段見たことがないものが見えてくる、そして、ああ日本ってこんな風に見られていたんだということを知ることができて、ものすごく面白いですよね。

――100年を海外からの目線で振り返りましたが、この意義は?

私たちは、日本の歴史や世界の歴史というのは学校で学びますが、世界が日本をどう見ているか、見ていたかという歴史は学びませんよね。それを学ぶ良いきっかけになるんじゃないでしょうか。さらに言えば、今度は日本は世界をどう見ていたかという100年もまたあるのかなと思います。あ、うっかり次の企画のヒントを与えちゃいましたね(笑)。100年でいろいろ大きく変わってきたんだということを、代替わり、元号が変わるということをきっかけにして歴史を振り返って欲しいなと思いますね。