『相棒』監督と映画を制作!特撮ヒーロー好き“激レアさん”に視聴者は「もらい泣きするとは思わなかった」

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12月24日放送の『激レアさんを連れてきた。』(テレビ朝日系、毎週月曜23:20~)は、自分の手作りドラマが地上波で放送された男性が出演した。

今回“激レアさん”として登場したホシさんと妻のキヨミさんは、普段、新潟県長岡市で油揚げ店を営んでいる夫婦。ホシさんは、子どもの頃から特撮ヒーローが大好きで、大人になってもその熱がおさまらず、変身願望があったという。

なんと44歳でその思いが爆発。「もし自分がヒーローだったら」と妄想する日々が続き、怪人に襲われる子どもたちの助けを呼ぶ幻聴が聞こえだしたとのこと。その衝動を抑えるかのように、人気特撮ヒーローのコスプレスーツを制作。クオリティが高く誰かに見てほしい気持ちが沸き、呼ばれたわけでもないのに近所の幼稚園に行ったこともあった。

子どもたちからの声援を受け、人生で味わったことのない快感を味わったものの、あまりにそっくりに作り過ぎたこと、個人で楽しむ範疇を超えていたことなどもあり、本家からこっぴどく叱られたとのこと。

しかし、子どもたちの喜ぶ姿が忘れられないホシさんは、オリジナルヒーローを作ることを決断。地元の名産であり家業でもある油揚げから連想した「炎の天狐トチオンガーセブン」のスーツを制作した。

「誰かにみてほしい」とFacebookに投稿し続けていると、地元テレビ局のディレクターが反応。旅番組に出たり、ヒーローショーに出演するなど認知度は向上していく。その活躍もあって、地元のテレビ局から「6夜連続でドラマを制作しませんか?」との依頼が。ただし、予算(約200万円)はすべてホシさん持ちで、局は枠だけ用意するという条件だった。

悩んだものの、脚本、主題歌、出演、敵キャラのスーツ制作など、自分でできることはすべてやり、なんとか放送までこぎつけた。反響は大きく、お店には「炎の天狐トチオンガーセブン」を観たお客さんが殺到、隣町の柏崎市からは、映画制作の依頼も舞い込んだ。監督は、『相棒』シリーズや『探偵はBARにいる』シリーズなどで知られる橋本一さん、さらに元モーニング娘。の小川麻琴らが出演し、映画館は満員御礼。舞台挨拶でホシさんはアツい気持ちを吐露し、号泣した。

最後にキヨミさんは、応援したい気持ちはあるものの「それをあからさまに出すと、本業に影響が出る」と本音を吐露。あまりの正論ぶりにオードリー若林正恭は「キヨミさんがいて良かったよ」とこぼしていた。

インターネット上では、この奇跡に「本当にクオリティ高いので見てほしい。昭和の特撮っぽさがすごい」「もらい泣きするとはおもわなかった」「こういう人を否定できない自分がいる」など反応は様々だった。