標高2550メートルの山小屋主人に密着“陸の孤島”の過酷な暮らしとは?

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8月5日放送の『情熱大陸』(MBS/TBS系ネット、毎週日曜23:00~)は、標高2550メートルの高地にある山小屋主人・伊藤圭に密着する。

伊藤が経営する山小屋「三俣山荘」は、日本でも指折りの過酷な地にある。黒部源流の稜線上、鷲羽岳と三俣蓮華岳の鞍部に位置し、登山口からは片道丸2日かかるという。携帯電話は通じず、電気、ガス、水道は通っていない。標高2550メートルの高地にあり、まさに“陸の孤島”とも言える。しかし、紺碧の空、手をのばせば届く雲、3000メートル級の峰々から吹く風が花の上を駆け抜け、夜は星がこぼれ落ちる……そんな絶景が待ち受けており、登山ファンにとっては憧れの山小屋だ。

伊藤は柔和で物静かな41歳。山小屋主人と聞いて熊のような男を想像するとそのギャップに驚くだろう。この山小屋で伊藤は、妻と幼い子どもたちとともに暮らし、登山客をもてなす。水道がなくてもサイフォンを使ったこだわりのコーヒーを淹れ、ジビエシチューを振る舞う。過酷な山小屋生活には、一体どんな工夫があるのだろうか?

伊藤の父は山岳文学ファンの間で有名な『黒部の山賊』の著者・伊藤正一。かつて父が建てたこの山小屋を守り、登山道の補修や、自作の道標制作などに日々明け暮れる伊藤を、山で知り合った妻と幼い子どもたちが懸命に助ける。子どもたちは過酷な環境をものともせず、標高2550メートルの天空の庭を竹馬で駆けまわって遊ぶ。

まもなく本格的なシーズンを迎える山小屋。最盛期には一晩で200人を超える登山客が泊まることもあるという。今年も無事に登山客を迎えることができるのか。伊藤と家族の夏を追う。