椎名桔平、大きな転機は『ヌードの夜』長き下積み時代を語る

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俳優・椎名桔平が、6月30日放送の『ザ・インタビュー~トップランナーの肖像~』(BS朝日、毎週土曜18:00~)に出演。インタビュアーを務めるテレビ朝日の下平さやかアナウンサーに、長き下積み時代など、若き日の紆余曲折を余すことなく語り尽くす。

1964年7月14日、三重県伊賀市生まれの椎名。子どもの頃からサッカーに熱中し、中学生の時は全国大会に出場、高校生の時は国体選手にも選ばれる実力者だった。青山学院大学に進学後もサッカーを続けたが、心の中には「このままサッカーを続けて良いのか、他に何かあるのではないか」という漠然とした思いがあったという。

そんな椎名に転機が訪れたのは、大学2年の春のこと。何気ない自分の行動で、続けてきたサッカーとすっぱり縁を切ることになるが、その理由とは?

それから椎名はサッカーから離れ、役者の道を進むことに。しかし、何の経験もない椎名に仕事などあるはずはなく、20代の大半を長い下積み生活に費やすことになる。そんな下積み時代の中で、椎名はアメリカ・ニューヨークへ。いま振り返れば笑い話のようなその記憶を、恥ずかしがりながら明かす。

そして、役者として大きな転機となったのは、1993年に公開された石井隆監督の映画『ヌードの夜』だという。竹中直人、根津甚八、余貴美子ら大先輩の主要キャストの中に大抜擢され、その演技は多くの映画関係者から高く評価されることに。椎名は当時を振り返り、竹中ら大先輩との思い出を回顧する。

『ヌードの夜』での高評価は、椎名を一気に人気俳優へ。1990年代はNHKの連続ドラマやフジテレビの“月9”など、数々のトレンディードラマに出演し、女性たちの心を鷲掴みにしてきたが、その過程で何を思っていたのか、今だから語れるエピソードも告白する。

現在は、7月20日から始まる舞台の稽古に励んでいるという椎名。かつて、ダスティン・ホフマンとトム・クルーズが出演した映画『レインマン』を舞台化した作品で、他人同然に生きてきた兄と弟の出会いによって変化してゆく、それぞれの人生を描きだすストーリーの中で、自閉症の兄を演じる。本番が迫る中、舞台に臨む役者の心理とは一体どのようなものなのか、椎名が本音を漏らす。まもなく54歳を迎え、渋みを増していく椎名の真の姿に迫る。