井山裕太に完敗し男泣き…現役大学生のプロ棋士・一力遼を突き動かすもの

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現役大学生でプロ棋士の一力遼が、4月29日(日)23時25分放送の『情熱大陸』(MBS/TBS系ネット)に出演する。

囲碁界の絶対王者として君臨する天才棋士・井山裕太に続く逸材との呼び声も高い、現在20歳の一力。驚異的な記憶力を武器に13歳でプロとなり、数々の最年少記録を塗り替えて来たが、絶対王者である井山の壁は高く、目下13連敗中だ。

今年1月、国民栄誉賞を受賞した井山に密着取材をしていた同番組。実はその時、対局相手だった一力と出会ったのだ。井山に完敗し、己の不甲斐なさに人目もはばからず涙を流す20歳の青年の姿に、彼を突き動かすものが知りたく密着を始めたという。

井山も20歳で最初のタイトル名人位を獲得しており、世界的に見ても囲碁界の中心にいるのは20歳前後の棋士たちだ。しかし、一力自身はプロになって8年間で最大のスランプの中にいるという。「井山に追いつき、追い越したい」という焦りにも似た激しい思いとは裏腹に、ここ一番の対局で勝利を掴めない。決勝まで進めば井山に雪辱を果たすチャンスとなるトーナメント戦では準決勝敗退、日本代表の一人として臨んだ中国での国際棋戦でも初戦敗退……。棋士であれば必ず誰もが経験すると言われる“スランプ期”を、彼はどうやって抜け出すのか。もがき、焦りながらも、囲碁界では例を見ない大学に通いながらのプロ活動にこだわり、誰よりもタイトルを切望する彼の、ひたむきな想いを追った。