福山雅治と菅田将暉が新ユニット「菅田雅治」結成!初コラボ披露

公開: 更新:

ともに俳優・ミュージシャン・ラジオパーソナリティーとして活躍する福山雅治菅田将暉が、3月21日に放送された民放ラジオ101局特別番組『福山雅治・菅田将暉のWE LOVE RADIO!~ラジオだから話せることがある。ラジオだから出来ることがある。~』に登場。二人で生歌と生演奏をセッションする場面があった。

『菅田将暉のオールナイトニッポン』(ニッポン放送、毎週火曜25:00~)のパーソナリティを務める菅田と、『福山雅治 福のラジオ』(TOKYO FM、毎週土曜14:00~)のパーソナリティを務める福山がラジオ初共演を果たした今回。二人は、「ラジオだから話せることがある。ラジオだから出来ることがある」をテーマにトークを繰り広げた。

ラジオ歴28年目の福山と、ラジオパーソナリティとしてようやく1年が経とうとしている菅田。福山は、「正直、夜中1時から3時というのは、いくら成長期、いくら若いとはいえ、けっこうしんどいときあると思うんです」と菅田を気遣う。「疲れているなら、疲れている。しんどいなら、しんどいって言うことも含めて、共有するのが深夜放送だと思っている」と、素直に口にしたほうがリスナーも嬉しいのでは、と先輩らしく菅田にアドバイスした。

助言を受けた菅田は、「(疲れていると)言っちゃうっていうのはいいですね、たしかに」と共感。そして、「1週間の感覚とか、時間とか場所の感覚みたいなものも、役者業だけだとなかったりする」と、ラジオ番組があることで生活が規則正しくなったことを打ち明け、さらに、「今のこの状態をしゃべれるというのはなかったので、それは本当、一番ありがたいこと」と、ラジオでレギュラー番組を持てたことに感謝していた。

『オールナイトニッポン』を始める際に、福山から「できるだけ長く続けてほしい」と言われたという菅田。芝居や音楽、そしてラジオという同じフィールドで活躍する後輩に対して、福山は「ちょっと俺の領域の仕事取らないで」と笑わせつつも、「すごく感動的なんですよ、この生き方っていうのは」と、来たものを全部受け入れるという菅田の姿勢に感心。菅田も「色々なことをやりたいと思っていたんですよ。幸せだなと思います」と噛み締めていた。

福山は、28年前のこの日に「追憶の雨の中で」でミュージシャンとしてデビュー。さらに、菅田もちょうどこの日が1stアルバム「PLAY」の発売日ということで、アルバムの中から、ラジオ初披露となる「ゆらゆら」がOA。福山が菅田にアルバムについての感想を伝えた。

福山は菅田の1stアルバムをすでに聴いたそうで、「アルバムジャケットもそうだけども、菅田将暉の感性というものが随所に散りばめられながら、菅田将暉という感性でこのアルバム全体をラッピングしてあるんで、まぎれもなくこれ、菅田将暉が作ったものだとわかります」と解説。「自分の言葉ってこんなに表に出していいのかなって」と不安がる菅田に対しても、「いや、聴きたい。もっと聴きたい」とさらなる曲作りを促した。そして、「もし、僕が1つだけ注文をつけるとするならば、あま~いの聴きたい」とリクエスト。菅田も笑いながら、「わかりました。逃げずにやってみます」と快諾していた。

今回は、そんな二人による生歌&生演奏のコラボも行われた。福山が「ユニット名をどうしようかと思いまして。1つは、同じ“まさ”なので、僕ら。福山将暉か、菅田雅治」と、二人の名字と名前を組み合わせたユニット名を提案。結局、菅田が歌うということで、ユニット名は“菅田雅治”に決定し、菅田が学生の頃から好きだったという福山の楽曲「milk tea」をセッションすることに。

もともと、飲み物としてのミルクティーが大好きだった菅田。高校生のときはほとんど音楽に触れておらず、そんな中でも父親の買ってきた福山の「5年モノ」というアルバムだけはよく聴いていたという。

菅田は、「カラオケに友達とかと行って、何曲か歌わなきゃいけなくなる。僕も歌いたいけど、知っている曲がないなと思って、『milk tea』だったらと、歌っていた」と当時のエピソードを披露。そして、福山の演奏をバックに、生歌で「milk tea」を歌い上げた。

セッションを終えた福山は、菅田の歌声について、「お芝居をやって、そして音楽をやってという人の音。僕、久しぶりですよ、そういう人の歌聴いたの。タイプは違うけど、松田優作さんの歌に近い感じがした」と説明。「そんな恐れ多い」と恐縮する菅田に対し、「言葉、歌詞、歌世界の登場人物、メンタリティにも感情を乗せて歌っている感じがあるので、これはなかなかないパターンだと思います」と絶賛した。

その他にも、それぞれがパーソナリティを務める番組の名物コーナーについてトークを繰り広げる一幕もあり、大いに盛り上がりを見せていた。

radikoの「タイムフリー」を使えば、放送終了後でも全国で聴取可能。詳細は番組公式サイトをチェック。

PICK UP