映画『64-ロクヨン-』2夜連続で地上波初放送!瀬々敬久監督「ドキドキしている」

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佐藤浩市主演で、2016年に公開された映画『64-ロクヨン-前編/後編』が、3月18日(日)25時55分から、また19日(月)26時6分から、TBSにて2夜連続で地上波初放送。これに先がけ、瀬々敬久監督から喜びのコメントが到着した。

横山秀夫による、累計発行部数130万部突破の同名ベストセラー小説が原作の本作は、たった7日間で終わった昭和64年に起きた未解決の少女誘拐殺人事件(通称“ロクヨン”)と、それを起点に勃発する県警記者クラブを巻き込んだ警察内部の対立、さらに14年を経て新たに起きる“ロクヨン”模倣の誘拐事件を、県警の広報官の葛藤と共に描いた衝撃作。前編では、ロクヨンの発生から広報室と記者クラブの確執と、その狭間で主人公の広報官・三上義信(佐藤)が広報官として覚醒していく姿が描かれる。後編では、ロクヨンを模倣した新たな誘拐事件の発生で県警全体に激震が走る中、さらなるマスコミ対応に追われる三上が迫るロクヨンの真相と、新たな誘拐事件の衝撃の顛末が明かされる。

佐藤のほか、綾野剛、榮倉奈々、瑛太、永瀬正敏、夏川結衣、緒形直人、窪田正孝、坂口健太郎、椎名桔平、滝藤賢一、奥田瑛二、仲村トオル、吉岡秀隆、三浦友和といった各世代を代表する俳優陣がズラリ。日本アカデミー賞では、佐藤が2度目となる最優秀主演男優賞を受賞。また、優秀作品賞や優秀監督賞など10部門を受賞し話題となった。

瀬々監督は「僕らが子どもの頃、それこそ昭和の時代は地上波テレビ放送で映画を見て、興味を持つようになるのが少年たちの習いだった。たった7日間しかなかった昭和64年に思いを残し、今もこだわり続ける人々を描いたこの映画には、地上波放送がいちばん似合うのではないだろうか。実際、僕自身が今からドキドキしながら、放送の日を待っている。まるで昭和の少年に戻ったように」とメッセージを寄せている。