稲垣吾郎、香取&草なぎとの映画で「笑われた過去」にリベンジ

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稲垣吾郎、香取&草なぎとの映画で「笑われた過去」にリベンジ

稲垣吾郎がパーソナリティを務めるラジオ番組『編集長 稲垣吾郎』(文化放送、毎週水曜21:30~)で、自身が最近ハマっているという「ピアノ」に関してのトークを繰り広げた。

番組は、稲垣が架空の女性誌の編集長となって、さまざまなトレンドを取り上げていくというもの。2月28日の放送では、リスナーからのメールを受け、4月6日(金)に公開される、稲垣、香取慎吾、草なぎ剛が立ち上げた「新しい地図」によるオムニバス映画『クソ野郎と美しき世界』の話題に。稲垣は、オムニバスの一編『ピアニストを撃つな!』の主演を務めることがすでに発表済。フランス映画『ピアニストを撃て』をもじったこのタイトルをリスナーから指摘されると、「まぁ、もじってますよね、どう考えてもね(笑)」と笑いながら、「(フランソワ・)トリュフォーですよね。僕も好きな古い映画です」と映画知識を披露した。

映画では、タイトル通りのピアニスト役を演じる稲垣。「もちろんピアノを弾いたりもするので、ちょこっと練習をしたりとかしてるんですけど、でも、なんせピアノなんて弾いたことないですから」と弱気モード。これまでに何度がピアニスト役を演じたが、すべて“あてぶり”で、実際には弾いていなかったことを明かした。また、過去に出演した舞台『恋と音楽』でのエピソードも披露。「舞台で僕がエアーピアノをしはじめると、劇場中が笑いの渦に包まれた記憶がよみがえってきました(笑) なんでお客さん笑ってるのかなって思ったら、僕がピアノを弾いているのがおかしかったんだなって」と振り返った。

ほろ苦い思い出を噛み締めつつ、「今回も100%弾くことはたぶん難しいと思うんですけど、できる時間内で練習している最中です。なるべくピアニストに近づきたい」と意欲を見せる稲垣。「生活の中でピアノの音は欠かせないものですし、1日1回はピアノの音色に包まれて生活しています。いつかピアノを弾けるようになれたらな、なんて思ってますし、人生の目標がまたできたような感じです」と“ピアノ愛”を熱く語った。

そんな稲垣が最近よく聴いているのが、スペインの作曲家、マニュエル・ブランカフォルトの楽曲。稲垣がピアノ好きになるきっかけにもなったミュージシャンの坂本龍一が雑誌で紹介していたそうで、稲垣は「これを聴いたときに、坂本さんの音楽のルーツに触れた感じがして。なんだろう、オリエンタルな雰囲気、初期の頃のピアノの。坂本さんの音楽が好きな人なら、このブランカフォルトさんの音楽も好きなんじゃないかな」と分析し、「皆さんも調べて、聴いてみてください」とオススメしていた。

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