8月21日(月)22時から放送される、『ノーナレ』(NHK総合)は「元ヤクザ うどん店はじめます」を放送。同番組は、ナレーション一切なし、しみじみとした感動を呼ぶ新しいドキュメンタリー。
今、暴力団排除条例などにより、ピーク時の5分の1程度まで減った暴力団員。組織を辞める組員たちは増え続けているが、彼らが社会復帰できるか、それとも社会になじめずアウトローになってしまうかは、社会にとって極めて重要な問題である。そんな中、ある元組員が元受刑者らとともに、福岡県北九州市でうどん店を開こうとしている。
しかし、彼らにとって店を開くことは難しい。組を抜けてからも数年間は、新規に銀行口座が作れず、融資も受けられない場合がほとんど。そのため、廃棄予定の調理器具を譲り受け、磨いて使う。そして、うどん作りも一から学び、接客の仕方も研修を受ける。すべてが“初めての経験ばかり”という彼ら。うどん店の開店するまでをドキュメントし、“脱暴力団社会へ”の今を描く。