石田ひかりが、出演中のドラマ『屋根裏の恋人』(東海テレビ・フジテレビ系列、毎週土曜23:40~)のクランクアップを迎え「とても楽しく充実した日々を送ることができました」とあいさつした。
本作は、西條衣香(石田ひかり)と夫・誠(勝村政信)が子どもたちと一緒に暮らす家の屋根裏に、衣香の18年前に別れた恋人・瀬野樹(今井翼)が住み始めることで始まった、大人の情事が交錯するドロドロストーリー。昼ドラで数々の愛憎劇を手掛けてきた東海テレビの真骨頂とも言える作品だ。
石田は、演じた衣香について「正直、共感できる部分はあまりなかったですし、びっくりするようなセリフも多くて、最初は本当にどうしようかと思いました。でも、途中から演じるのがどんどん楽しくなってきて、衣香はヤミツキになる役でした」とコメント。撮影最終日は、最終話で衣香たち家族が、ある驚きの行動を取るというシーンで、「私が唯一、衣香に共感できたところかな。とても好きなシーンでした」と笑顔を見せた。
さらに「衣香のイメージを最初に作ったのは中田秀夫監督でした」と話し、撮影前に中田監督が代役で衣香を演じて見せてくれた時のことを振り返り「あまりに中田監督が女性らしく生き生きと衣香を演じてくださっていたので、私もこういう風に演じればいいんだと演技への迷いがなくなりました」と撮影秘話を明かした。
そして、夫・誠役を演じた勝村に関しては「いつも冗談を言ってくださって本当に現場は楽しかったんですが、本番ギリギリまで私たちを笑わせるので困りました(笑) それなのにご自身はとてもセリフが多い中、いつも完璧に演じていらして驚くばかり。“勝村先輩、凄い!!”と、本当に思いました」と話していた。
8日放送の第6話は、ついに瀬野と一緒に生きていく決意をした衣香に夫・誠が杏子(三浦理恵子)との浮気を告白。その誠に金融商品取引法違反の疑いがかかり西條家に家宅捜査が入るなど、息もつかせぬ怒涛の展開が繰り広げられる。