新たな趣味のきっかけに役立つ番組『趣味どきっ!』(Eテレ、毎週月~水曜21:30)。6月6日より毎週火曜日シリーズ「もっとディープに!カレーの世界」がスタート。講師に、カレー研究家の水野仁輔を迎え、バリエーションに富んだカレーレシピを紹介する。
いまや日本人の「国民食」といわれているカレー。食品会社の調査によるとルーやカレー粉の消費量から割り出した数字では、日本人全員が毎週1回はカレーを食べているという。カレーライスだけにとどまらず、カレー南蛮、カレーうどん、カツカレー、カレーパン……と様々なアレンジを生み出した。また、「ご当地カレー」や、「レトルトカレー」のバリエーションも豊富にあり、こんなにカレー好きな国民はいない!? 一方、最近では、本場の調理法にのっとった、より本格的なインドカレー、タイカレーがブームになったり、スパイスへの関心が高まったり、好奇心の矛先はよりグローバルに、マニアックにもなってきている。
講師の水野は、様々な切り口でカレーを研究し、レシピを考案。カレー関係書籍はすでに40冊以上。毎年インドを旅し、旺盛な吸収力でさらにカレーの迷宮を旅しているというまさにカレーのスペシャリスト。今回のシリーズでは、多様で無尽蔵なカレーの系譜を紐解きつつ、カレーにまつわる、知って楽しい、料理に生かせたらうれしい情報を学ぶほか、毎回バリエーションに富んだカレーレシピを紹介。また聞いたことはあるけど詳しくは知らないスパイスの薬効や使い方を学び、カレールーに全く頼らないスパイスカレーに挑戦する。
6日に放送の第1回「いまや国民食!ジャパニーズカレーの秘密」では、俳優の鈴木浩介、タレントの乙葉をゲストに招き、ルーにちょい足しすることで、より美味しくなるスパイスの活用法を紹介する。