日本バスケットボール界の統一プロ化によって、昨年秋にスタートしたBリーグの初代王者が決定する「Bリーグチャンピオンシップ決勝」が、5月27日（土）に国立代々木競技場第一体育館で開催。「川崎ブレイブサンダースvs栃木ブレックス」の模様がフジテレビ系列で同日15時より生中継される。

プロ化1年目、観客動員が140万人を突破するなど注目を集めるBリーグ。その初代王者を決める一発勝負が、この「Bリーグチャンピオンシップ決勝」。優勝賞金 5千万円と米国ティファニー社製の約1千万円のトロフィー、そして、栄えある初代チャンピオンを目指して、2チームが激突する。

「栃木ブレックス」は、日本バスケ界のパイオニア田臥勇太選手を司令塔に置いたチーム。チャンピオンシップ準々決勝では最大22点のビハインドから大逆転で準決勝へ進出。その準決勝でも3戦目で残り5.9秒から奇跡の勝利を手繰り寄せ、決勝進出を果たした。

そして、「東芝」の実業団チームを母体に設立された「川崎ブレイブサンダース」は、破竹の勢いで勝ち上がり、リーグ戦勝率は8割超、得点力でもリーグトップを記録した。このチームは、いま苦境に立っているかつての職場の同僚たちとの絆に支えられている。

Bリーグ元年を締めくくる、最後の40分間の戦いに注目だ。