欽ちゃんが引退を考えた瞬間とは!? 長野五輪の司会を振り返る

萩本欽一が、2月17日(金)19時から放送される『ドラマちっくニュース~ドラマを見ればニュースがわかる!』(日本テレビ系)内のコーナー「世にも奇妙な昔話」に登場することがわかった。

同番組は、「世にあふれるニュース番組や新聞では、ちょっと分かりづらい!!」「ニュースって専門用語が小難しそうで、聞く気がしない……」といった声があがりがちなニュースや時事問題を“ドラマ”で見ることで楽しく学べる、新しい知的情報バラエティ。バナナマン設楽統と日テレの桝太一アナウンサーがダブルMCを務める。

有名事件の知られざる貴重映像を取り上げる「世にも奇妙な昔話」では、1964年に開催された東京五輪の奇妙な昔話を紹介し、1998年長野五輪の映像も振り返る。そこには閉会式で司会をする萩本の姿が。萩本といえば笑顔のイメージが強いが、その映像では異常なほどの緊張感に包まれていた。

実はこの閉会式はアドリブ禁止で、台本はすべて秒単位で決められており、丸暗記は苦手だという萩本はリハーサルからとても緊張していた。「何を言っても、事前に書いてある台本通りに世界中に通訳が伝えてしまうので意味がない」というのは、自由さが身上の萩本にとってはとてもつらかったそう。そのため、「このオリンピックで失敗して、芸能界引退して……って思って」「オリンピック以降の仕事は全部入れないで、会社にもこれで大体辞める方向にあると伝えた」と明かし、マスコミ宛てに「さよならの言葉」まで用意していたと告白する。

しかし、そんな緊張と重圧に耐え、閉会式では見事に司会を務めきった萩本。長野五輪は感動的なフィナーレを迎え、「人生初めてセリフ通り言えた、たった1つの仕事」「1人で泣きました。マネージャーも一緒に泣いてくれました」と当時を回顧。そして、「オリンピックが終わってから2週間一度も家を出なかった」と、それほどに大変な仕事だったとのこと。そこで、「2020年東京五輪の司会は、全部アドリブでやって欲しい」とこぼすのだった。

このほか、同番組では「いつ起きてもおかしくない富士山噴火」「世にも奇妙な昔話~有名事件の知られざる貴重映像」「この世から花粉症がなくなる!?~未来JIN」「名探偵ココロン~今さら聞けないニュースを100秒で解説」などのコーナーを展開する。