マツコ・デラックスが番組スタッフと企画会議を行い、今話題のディープな場所と中継を結んで、そのエリアを深掘りしていく番組『マツコ会議』(日本テレビ系、毎週土曜23:00~)。1月28日の放送では、名古屋の女子高生たちの間で流行っているものを探った。
名古屋の原宿的存在の大須。若者文化の中心地ともいえるこの場所で営業中のカフェ「吾妻茶寮」が、名古屋の女子高生たちに人気だという。
店内に入った中継班はさっそく女子2人、男子1人の高校生グループを発見。3人とも、この店の人気のメニュー「抹茶フォンデュ三段重」を注文しており、インスタグラムに載せるために、GoProや一眼レフカメラを駆使した撮影を行っていた。「そんなすごいもの使うほど?」とマツコが尋ねると、3人は、インスタグラムが生活のメインになっていて、そのためには高価な機材を使うこともあると説明。通う高校も住む所も別々で、ツイッターやインスタグラムで知り合ったという3人。SNSが生活の一部や出会いの手段になっていることに、「もう、おばあちゃんわかんなぁい」と困惑するマツコだった。
おしゃれな子やセンスがいい者同士が、インスタやツイッターをフォローし合い、つながっていくと説明する3人に対し、マツコは、「ここにまたさ、貧富の差とはまた違うヒエラルキーが誕生するわけよね。もうこれは大変です。生きていくのが大変です、日本は!」と声を荒げていた。
続いては、個性的なファションに身を包んだ男女3人組が登場。今、名古屋で流行っているのはベレー帽やパイロットキャップなどの帽子と、オリジナリティのあるメガネだという。しかし、現在、高校3年生だという男の子がかけていたのはホームセンターで購入したという工事用のメガネ。さらに、チークを目の下にまっすぐに引くという独特の化粧に、マツコも「どういうことなの?」と興味津々。男の子が「普通のチークじゃ物足りないっていうか」と説明すると、マツコも「普通のチークじゃ物足りない……夢見る少女じゃいられない、みたいな?」と、謎のフォローで爆笑を誘った。
最後は、モニター越しにマツコに手を振る、元気いっぱいの女子高生5人組が登場。「岐阜から来ました~!」と自己紹介する彼女たちに、マツコは「だからか~、この安心感」と納得していた。毎週最低1回は名古屋にやって来るという5人。「岐阜じゃ満足できないの?」というマツコの問いには、「名古屋にいるのが楽しい」と答えていた。
他にも80年代ファッションなどで着飾った女子高生などが登場した今回。番組の中で特に気になったものに迫る「さらに掘り下げたVTR」では、マツコの「岐阜な気がする」のひと声で、岐阜の女子高生のリアルな実態を調査することに。番組HPでは、岐阜駅前で行った街頭インタビューの結果が公開されている。
次回の放送は、今どきの怪しい女子たちが集うリムジン女子会に潜入。パーティードレスに身を包んだゴージャスな女性たちとマツコがトークを繰り広げる。