様々なジャンルの映画が登場する人気番組『金曜ロードSHOW!』(日本テレビ系、毎週金曜21:00~)。1月20日は、スタジオジブリの名作『千と千尋の神隠し』のノーカット版が放送される。
「3週連続 冬もジブリ」企画の第2夜は、宮崎駿監督の世界中で高い評価を受け愛され続けている大傑作ファンタジー『千と千尋の神隠し』。人間が入ってはいけない“神々のための銭湯”に迷い込んだ無気力な10歳の少女・千尋(柊瑠美)が、少しずつ強く成長していく姿をみずみずしく描いた冒険物語だ。
ある日、千尋は引っ越しの途中、お父さん(内藤剛志)とお母さん(沢口靖子)と一緒に不思議なトンネルに迷い込んでしまった。たどり着いた街で出会った少年・ハク(入野自由)から、すぐに元の世界に戻るよう言われた千尋は両親の元へ。しかし、街の屋台で勝手に飲食した両親はブタに姿を変えられ、戻るべき道はいつの間にか水の中に沈んでしまっていた。こうなった以上は、神々の集う湯屋「油屋」で働くしかない。ハクから教えられた通り、薬湯の調合を担当する釜爺(菅原文太)の助けを借りた千尋は、「油屋」を取り仕切っている魔女・湯婆婆(夏木マリ)の元へ。湯婆婆から名前を取り上げられ、新たに「千」という名で「油屋」で働くことになる。
慣れないながらも初めての労働でハツラツとした表情を見せ始めた千尋が、先輩たちからも少しずつ認められるようになってきたある日。「油屋」に謎のいきもの・カオナシが現れた。「油屋」を訪れる神々と平等に自分に挨拶してくれた千尋に導かれるように、「油屋」に入り込むカオナシ。湯婆婆は異変を察知するが、同時に強烈な臭いを発するまでに汚れてしまった神が「油屋」にやってきて……。
毎回放送される度に、ネット上では「やっぱりいい作品だ」「ほんとに名作」といった声があがる中、ハクが本当の名前を取り戻すシーンについて「ハクの長い名前ってなんだっけ?」「いつも覚えられないんだよな」というコメントも。本作を初めて観る視聴者は聞き逃さないように、思い出せない視聴者は答え合わせとして、このシーンは話題を呼びそうだ。