『HBCカップジャンプ』放送記念!朝日新聞テレビ欄でタテ読み企画

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1月9日(月・祝)14時55分から『2017HBCカップジャンプ』(HBC・TBS系列)が放送されることを記念し、HBC北海道放送と朝日新聞社がコラボレーション。本日、関東地区にて発売された同紙朝刊のテレビ欄中央部に、大会の頭文字である「H」が網掛けされている。

同大会は、北海道でおよそ60年もの歴史を誇る由緒あるスキージャンプ大会。今回は、ジャンプ界のレジェンドこと葛西紀明選手ら国内の有力選手が出場する予定のほか、アスリートとしても活躍するオードリーの春日俊彰も出演し、大会を盛り上げる。さらに、大ケガを負ったものの、過酷なリハビリを乗り越え復活を遂げた“美少女ジャンパー”の華麗なるストーリーやその素顔も公開する。

この放送に伴い実施された今回の企画は、同番組のラテ部分が青に染まっている中、「H」が白抜きで刻まれているというもの。よく見ると、白抜きの「H」に沿い、ラテ各行の文頭には「H」「B」「C」の文字が並んでおり、タテ読みができるという遊び心満載の仕掛けも。これには、HBCが地元でファイターズ戦の野球中継をする際のテレビ欄の記載手法として話題になった「タテ読み」の技術が用いられている。

テレビ欄の網掛けは、放送局が勧める番組を際立たせるための広告商品として、いまや全国紙をはじめ一部の地方紙でも取り入れられている。朝日新聞では、18年前からテレビ欄の網掛けを始めているが、今回のように、その中に文字などを入れるのは珍しいケースだという。

全国の地上波、BS、CSの番組情報を提供するIPG社が去年11月に行った調査によると、「視聴者がテレビ番組を知るための情報源は何か?」という質問に対し、「新聞のテレビ欄」と答えた人の割合は、全体の35%を超えている。インターネットやSNSなど多メディア化が進む世の中にあっても、依然として高い割合を占めていて、特に男女50~64歳の回答では4割を超え、彼らの情報源のトップとなっている。新聞のテレビ欄を用いての放送局の試行錯誤は今後も続きそうだ。

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