12月28日の『探検バクモン』(NHK総合、毎週水曜※今回のみ19:30~)は、「お札づくりのウラガワ全部見せまスペシャル!」を放送。同番組は爆笑問題のふたりが毎回、普段は入れないところに潜入し、外からはうかがい知れないディープな裏側を探り出す教養エンターテインメント。
目の前で、真新しい一万円札が束になって積み上がっていく光景に、爆笑問題も思わず絶句。今回の舞台は、国立印刷局東京工場、年間30億枚ものお札を製造している現場。日本銀行や財務省の関係者しか入れない、テレビ初となる印刷局の禁断のエリアにも潜入する。
日本のお札と海外のお札を比べる公的な調査結果はないが、日本は海外と比べて偽造防止技術が飛び抜けて高く、流通量に対してニセ札がみつかる確率は1/100以下と言われている。世界最先端とされる技術のお札工場の内部を、今回、特別に探検する。これ以上ないほどの大量生産品ながら、偽造を防ぐため、ミスを起こさないため、各工程に職人達が全精力を傾けたお札は、一級の芸術品ともいえる“作品”だった。さらに、お札を手元に置きながら番組を見ると楽しさが倍増する、「お札雑学」も紹介する。紙に施された“すかし”、特定の角度に傾けることで色が変化する特殊印刷術、さらに各所に施された潜像模様や、コピー不可能という “マイクロ文字”など。知れば思わず誰かに話したくなる知識も満載の内容だ。