林修、徳川埋蔵金の発掘に立ち会い興奮「どんどん近付いているのがわかる!」

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12月21日(水)19時より放送される『林修の歴史ミステリー 徳川家260年最大の謎 隠された財宝3000億円徹底解明スペシャル』(TBS系列)の収録が、15日に同局で行われ、MCの林修が感想を語った。

1991年から10年以上にわたり放送された「徳川埋蔵金シリーズ」。徳川幕府が幕末に膨大な金塊を埋めたという伝承をもとに、古文書や続々現れる出土品の謎を解きながら群馬県赤城山山中を掘り進んだ。2008年には篤姫との関連性から調査を進めたものの、無念にも金塊発掘には至らなかった。そして、あと一歩という手応えを残しひとまず幕を下ろした。それから8年ぶりに放送される同番組では、「お金の歴史・経済的な観点」という新たな切り口から江戸時代・動乱期幕末を再検証し、さまざまな最新技術を駆使して徳川埋蔵金の謎に迫る。

この日の午前中、発掘現場である群馬県赤城山で行った発掘作業に立ち会い、最新状況を確認したという林は「江戸時代にこんなに蓄える金があったのか。実際に蓄えていたのなら、どういうメカニズムで蓄えられたのか。これを知らないでお伝えするのは失礼なので、本を4冊読んで臨みました」と入念に準備を行った様子。

1万トンもの土を掘った現場に立ち会った感想を聞かれると「こういうロマンは良いですね。とんでもない穴が空きました。画面で見るよりも、現場に行ったらその量に驚きますよ」とコメント。「ないだろうなと思いつつも、どんどん近付いているのがわかる楽しさ。一歩近付くためにお金や労力はかかるのですが、見ていて楽しいんです。さらに今回は、科学的な事前探査をしっかり行い、狙い撃ちして掘っていますから」と熱弁した。

また、番組では埋蔵金伝説のきっかけを作ったと言われている偉人・小栗上野介も取り上げている。林は「幕末では大好きな人物の一人です。今までそんなにスポットが当たらなかった人ですが、実はすごい人物。こういう人をみんなに知って欲しい。ここで改めて、彼にスポットが当たったことにも意味があると思います」と熱い思いを語っていた。