菅野美穂、子育てに忙しい中『砂の塔』出演を決めた理由

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12月16日に最終話が放送される連続ドラマ『砂の塔~知りすぎた隣人』(TBS系列、毎週金曜22:00~)が、先日オールアップし、主演の菅野美穂をはじめ、佐野勇斗松嶋菜々子がコメントを寄せた。

本作は、タワーマンションに家族で越してきた高野亜紀(菅野美穂)が、謎の隣人・佐々木弓子(松嶋菜々子)に緻密なシナリオで孤立させられていく中、同時にハーメルン事件と呼ばれる連続幼児誘拐事件が起きるという完全オリジナルドラマ。

最後に撮影されたシーンの舞台は、亜紀たちが住むタワーマンションの前。この日の撮影に参加していた菅野、長男・和樹役の佐野、松嶋の3人が、最終話終盤の感動的なシーンを撮っていると、その迫真の演技に涙するスタッフもの姿もあった。最後のカットのチェックが終わり、スタッフから全ての撮影を終わったことが告げられると、3人はスタッフから花束を受け取り、感慨深い様子を見せた。

まず菅野は、松嶋に対し「共にお仕事をさせていただく機会を与えて下さり、ありがとうございました。共演できたことに感謝しています」とメッセージ。私生活では、まだまだ子どもに手が掛かる時期だそうで、「こんな機会はないと思い出演させて頂きましたが、毎日現場に行く前には白目を剥くくらい(笑)、大変だと思ったこともありました。それでも現場に行くと、台本を読んでいた以上に、美術さんの飾りが完璧なこともあり、皆さんから元気をもらえていました。台本を読んで感動し、スタッフの皆さんの頑張りに感動し、出演者さんたちのお芝居に感動し、そして仕上げでも感動させてもらって、こんな現場はなかなかないなと心から思いました。本当にありがとうございました。この組でやらせて頂けて、本当に良かったです」と語った。

また、連続ドラマ初挑戦ながら“2人の母親”とのシーンを見事に演じ切った佐野は「最初は何もわからないままクランクインしたのですが、皆さんに支えられて何とかここまでこられました。大好きな皆さんと最後まで来られてとても幸せです」と、松嶋は「この作品は、かなり前からお話をいただいており、とても楽しみにして撮影に入った作品でした。内容も面白く、私もいち視聴者として見させていただいていました。TBSの連続ドラマは本当に久しぶりだったのですが、皆さんとお仕事ができて嬉しかったです」と挨拶していた。