上田晋也「子どもは正直」サプライズ登場も「誰?」

上田晋也が主演を務めるスペシャルドラマ『天才バカボン2』(日本テレビ系、2017年1月6日金曜21:00~)のサプライズイベントが14日、都内で行われ、サンタクロースに扮したバカボンのパパ役の上田、バカボンのママ役の松下奈緒が、世田谷区「さくら幼稚園」さくら組(年長)の教室に登場した。

本作は、赤塚不二夫の国民的ギャグマンガ「天才バカボン」を実写ドラマ化。バカボン一家は、自由人でウソが大嫌いなパパ(上田)、そんなパパを温かく見守る、美しく優しいママ(松下)、素直で純朴なバカボン(オカリナ)と天才少年のハジメ(早坂ひらら)の4人家族。一家は、仲良く幸せに暮らしている。自由過ぎるパパの周囲には、次々と騒動が巻き起こるが、不思議なことに、パパが起こす騒動に巻き込まれた人たちはその後、それぞれの家族の絆を深めるのだった。2016年3月に第1弾が放送されて好評を博した。第2弾となる今回は、VFXの技術を駆使して人気キャラクター・ウナギイヌが実写化される。

今回のサプライズ企画は、上田の「クリスマスの時期だから、子どもたちに何か読み聞かせをしてあげたい」という一言がきっかけでスタート。原作マンガ「天才バカボン」の人気キャラクターたちが登場する、クリスマスにちなんだ「オリジナル紙芝居」を制作することになった。ストーリーはドラマの演出・プロデューサーを務める栗原甚、イラストはフジオ・プロダクションがこのために描き下ろした完全オリジナルの物語で、約2ヵ月をかけて共同制作されたスペシャル紙芝居だ。

そんな紙芝居の進行を上田が務め、人気キャラクター(バカボン一家、レレレのおじさん、おまわりさん)6人に加え、サンタクロースやトナカイ、ウナギイヌまで合計11役を1人で演じきった。子どもたちと一緒に聞き役に回った松下も、その熱演ぶりに「あまりにも上手で聞き入っちゃいました! あんなに多い登場人物を、見事に演じ分けていた!!」と感動していた。さらに、2人からクリスマスプレゼントとして「ウナギイヌ」と「バカボンのパパ」のぬいぐるみが園児たちに手渡されるサプライズも。サンタクロース登場から最後の記念撮影まで、大いに盛り上がった。

イベントを終え、上田は「サンタクロース姿で登場した時は、園児たちから“わーっ!”という歓声があがったのですが、サンタの帽子と上着を脱いでバカボンのパパになった時は“一瞬、誰?”という反応で、子どものリアクションは正直で面白いですね。でも、とても喜んでもらえた様子で、やって良かったです!」と満足げに語った。