沢村一樹「色々やらされた」クランクアップで本音『レンタル救世主』

沢村一樹が主演を務める日本テレビ系の日曜ドラマ『レンタル救世主』(毎週日曜22:30~)が、12月11日に最終回を迎える。6日にクランクアップを迎えたキャスト陣のコメントが到着した。

本作は、「助けて」と願えば甘えと呼ばれ、「助けたい」と叫べば偽善と呼ばれる世の中で、完全歩合制の営利目的で貴方の危機に馳せ参じる“レンタル救世主”がテーマ。主人公は、莫大な借金を抱えており、妻子のために「命を懸けて救世主をさせられる」超絶お人好しな中年男・明辺悠五(沢村)。そんな“雇われ救世主”が、仲間と共にレンタル期限付きで、依頼者のために痛快爽快に悪を挫いていく物語だ。

撮影最終日は、沢村をはじめ、藤井流星、志田未来、勝地涼、福原遥、稲葉友がそれぞれの現場でクランクアップ。都内某所の屋上で始まった撮影は、零子(志田)、ハイジ(福原)、薫(稲葉)の3人でのシーン。最後は零子のラップのシーンとなったが、志田は抜群の対応力とこれまで積み重ねてきた“ラップ力”で、見事なラップを披露し、現場は大きな拍手に包まれた。撮影を終えて、志田は「ラップに苦しめられた3ヶ月でしたので、今は解放された気持ちになりホッとしています(笑)」と語り、「ただやはりそれほどに濃い月日でしたので寂しい思いはやはりあります。今回、百地零子として私をレンタルしていただきありがとうございました。またどこかで皆さんとお仕事できるように頑張ってまいりますので、これからもよろしくお願いします」と、スタッフに感謝の思いを伝えた。

ラストを飾ったのは、3ヵ月の撮影を主演として引っ張ってきた沢村と、目立ちたがり屋というキャラクターと体を張ったルチャリブレで輝きを放った葵伝二郎役の藤井。最終回のラストシーンでクランクアップとなった2人は、これまでの撮影の集大成とも言える息の合った芝居を見せて、ラストカットがかかった現場には、割れんばかりの拍手が響き渡る。そして、2人は固い握手をして撮影を終えた。

3ヶ月間を振り返り、沢村は「9月の暖かい時から、12月の寒い時期の今日この日まで、まずはドラマにかかわる全ての人たちに大きな怪我や、病気など無く終われたこと、本当によかったです。皆さんお疲れ様でした」とコメント。「個人的には今回の作品、色々やらされましたね(笑) それでも楽しく演じることができたのは、支えてくれるスタッフさんの陰ながらの支えと努力あってこそのものだと感じております」と感謝の言葉を述べる。そして、「『レンタル救世主』という作品は何よりチームワークが大事な作品だと思っていましたが、振り返ると不思議とクランクイン当初から既にチームワークが良かったですし、そこには現場の雰囲気が良かったという、作品を作る上で、なくてはならない一体感があったからだと思います。本当にありがとうございました」と語っていた。

[最終回あらすじ]3ヶ月の余命宣告をされた明辺(沢村)。彼は、いろは(中村アン)から、自分に3億円の保険金がかけられていることを聞かされる。ただし、保険金がおりるのは、明辺がレンタル救世主の業務中に死んだ場合だけ。明辺は自分の死後、妻の紫乃(稲森いずみ)に3億円を残すため、レンタル救世主の仕事を再開しようと決意する。しかし、レンタル救世主の代替アプリ「ヘルプール」が普及し、レンタル救世主への依頼は皆無になっていた。一方、千太郎(小出恵介)は、市長選に立候補。そんな中、この街を脅かす犯罪グループ“プチテロリスト”が、千太郎に暗殺予告を突き付ける。千太郎には100人態勢の警備が付けられることに。明辺は黒宇(大杉漣)から、千太郎の警備に加わってほしいと頼まれ、命を落とす覚悟で千太郎の警備を引き受ける。一方の葵(藤井)、零子(志田)、ロイ(勝地)、いろはは、レンタル救世主のオフィスに集合する。明辺を心配する彼らは、明辺の最後の覚悟に気付き……。