古舘伊知郎、7大陸最高峰を制した女子大生の言葉に感銘「弟子入りしたい」

古舘伊知郎が、巷で噂のあの人と濃密トークを繰り広げるバラエティ番組『トーキングフルーツ』(フジテレビ、毎週火曜深夜)。8日放送の同番組に、7大陸の最高峰、通称“セブンサミッツ”を日本人最年少で制覇した女子大生・南谷真鈴さんがゲスト出演した。

南谷は、2015年1月に南アメリカの最高峰・アコンカグア(6,960m)を登頂すると、7月に南アフリカ大陸・キリマンジャロ(5,895m)、12月にオーストラリア大陸・コジオスコ(2,228m)、2016年は1月に南極大陸・ヴィンソン・マシフ(4,892m)、3月にヨーロッパ大陸・エルブルス(5,642m)、5月にアジア大陸・エベレスト(8,848m)、そして7月に北アメリカ大陸・デナリ(6,190m)を制覇。19歳の女子大生が、わずか1年半で日本人女性として2人目の快挙を達成した。

今回、収録は南谷の自宅で実施。古舘は『報道ステーション』を担当していた当時、ある料理屋で彼女と話したことがあることを明かし、「“私はこれからエベレストを目指します。もし成功したら報道ステーションで報道してください”と言われた。そのときは達成するとは想像していなかった」と本音を語る。そんな中、南谷は「これは趣味の延長でやったことで、私は登山家だと思っていないですし、将来の職業とも思っていません」と発言し、古舘を驚かせる。

そんな南谷に対して、古舘は登頂の瞬間の気持ちを聞いていく。すると「山頂に着く前にピークが来る」「山頂に着いた瞬間に感動というモノはない場合が多い」という思わぬ答えが飛び出し、さらに「山頂に辿り着いても、下山の方が大変だったり事故が多かったりするから」とその理由を告白。古舘は、成し遂げた者にしかわからない本当の思いを聞き「どうしても頂上を制したときのことを聞きたくなってしまう。このインタビュアー、全然、下山のことを考えていないって笑ったでしょ?」と反省の色を浮かべる。

また、現役大学生でもある南谷に「同年代を見ていて“バカじゃないの?”と思うことはない?」と素朴な疑問をぶつける。すると彼女は「思わないですよ」とキッパリと言い放ち、「個人個人で悩みの大きさは違うじゃないですか。ある人にとっては、“ある問題”がその人の世界だと思います」とコメント。しかし、古舘が「努力から逃げている人もいるよね?」と深掘りしていくと、南谷は「良くないと思って1度だけ伝えたことがあります」と明かし、「どんなに恵まれているかを理解しないで文句を言っている人がいる。自分が欲しいと思えば世の中は機会に溢れていて、将来どのようにでも努力すればなれます。そこで努力しないで文句ばかりで、自分では出来ないと言っている」と素直な思いを口にする。それを聞いた古舘は「そういうのって“出来ない”と言っていることが成就してしまうよね。あなたは“出来る”と言って成就させている」と笑顔で称えた。

そして終盤、古舘は「あなたは“私は登山家じゃない”と冒頭で言い放った。本当にインタビュアー泣かせです(笑) 登山家だと思ってガチガチでやって来たら“別の夢があります”って……。どういう夢があるの?」と南谷の将来について質問。すると彼女は「7大陸は今後、何をするにおいても必要な経験でした。今後はダイレクトに他の人のために自分が出来ることを最大限にやっていきたいです」と語り始め、「セーリングで世界1周して、所々の港に留まっては、そこの孤児院、高校、大学に行って、学生達にどんな環境にいようと夢に向かって熱意を持っていれば、叶えられるということを伝えたい」と現在考えているプロジェクトを紹介。「もっと人間の間での共感性を増やす仕事に就きたい。今、これをしたいというはっきりした答えはありませんが、そのとき自分に出来る一番のことをやりたいです」と語った。

この日のトークで終始、南谷の言葉に感心しきりだった古舘は「素晴らしいビジョンを持っていると思います。この年齢で、こんなお嬢様が出来ないだろうと思うような決めつけがあった。あなたなら出来ます」と語り、最後に「それともう一つ、弟子入りさせてほしいです」と発言するなど、自らの力で未来を切り開いていく若者の姿に感銘を受けた様子だった。

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