松嶋菜々子演じる“謎の隣人”壮絶過去が明らかに『砂の塔』

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菅野美穂主演の連続ドラマ『砂の塔~知りすぎた隣人』(TBS系列、毎週金曜22:00~)の第9話が、12月9日に放送。今回は、主婦・亜紀(菅野)に嫌がらせをする隣人・弓子(松嶋菜々子)の壮絶な過去な明らかになる。

本作は、タワーマンションに家族で越してきた高野亜紀(菅野)が、謎の隣人・佐々木弓子(松嶋菜々子)に緻密なシナリオで孤立させられていく中、同時にハーメルン事件と呼ばれる連続幼児誘拐事件が起きるという完全オリジナルドラマ。

第8話では、弓子による高野家乗っ取り計画が着々と進行。亜紀の夫・健一(田中直樹)も妻の不倫を疑っていたものの、亜紀の母・久美子(烏丸せつこ)から「あの子を幸せにしてやって」と説得されたことを機に、2人は涙ながらに和解した。しかし、既に弓子は、長男・和樹(佐野勇斗)を焚きつけていた……。

そして、第9話でも波乱が続々。健一が、突然現れた警察に任意同行を求められてしまうほか、しばらく姿を見せない和樹が、亜紀に電話をかけ、「今、弓子と共にいる。自分が生まれた札幌の家で、本当の母親に会わせてもらう」と衝撃的な告白をする。和樹を取り戻したい一心で手がかりを探す亜紀は、ハーメルン事件を捜査している刑事・荒又(光石研)を訪ねる。そこで、弓子の壮絶な過去や、14年前に起こした事件の真相が明らかになる。

一方、「本当の母親と再会して、ここで新しい人生をやり直すんだ」と夢を膨らませる和樹に、弓子は厳しい条件を突きつける。それは「本当の母親に会う代わりに、亜紀とはもう二度と会わない」というものだった……。