体育マラソンの見せしめに苦言「敗者に拍手なんていらない!」

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漫画家・久保ミツロウ、エッセイスト・能町みね子、音楽プロデューサー・ヒャダインの"こじらせ系"クリエーター3人が、毒舌&妄想&本音トークを繰り広げる一風変わった文化的おしゃべりバラエティ番組『久保みねヒャダ こじらせナイト』(フジテレビ系列、毎週土曜深夜)。12月3日の放送では、小室哲哉と作り上げた楽曲「NO NO EXERCISE」の話題で盛り上がった。

今年の夏に開催された「久保みねヒャダこじらせライブ in a-nation」で、小室哲哉をゲストに招き、4人で作り上げた「NO NO EXERCISE」。歌詞は、4人とも運動が苦手ということもあり、学校で行われた体育の授業への恨みつらみを綴ったものになった。この楽曲が歌入れも済み、いよいよ完成。スタジオで視聴してみることに。

能町が「これ誰が歌うかは決まってないですよね?」と指摘すると、ヒャダインも「僕は作って提出しただけ」と、誰が歌ったのかは知らない様子。そして、いざ完成した曲が流れると、思った以上のハイトーンボイスに、「すごい高いよ」と驚くのだった。「誰ですか?」と、曲が終わっても歌手が分からず、キョトンとした顔の能町とヒャダイン。一方、久保は笑いを噛み締めながらひと言、「わしじゃ」と漏らすのだった。

「わしなんじゃ、すまん。他に人がいないから。すまん小室さん」と笑いながら謝る久保。「NO NO EXERCISE」を歌ったのは、かねてから歌唱力に定評のあった久保だったことが明らかになった。「他にいないって言われたから仕方なく……」と笑い泣きする久保に、「おばちゃん、いい声だったよ」と励ます能町。ようやく落ち着いた久保は、「全部裏声だから」とハイトーンボイスの秘密を明かし、さらに「PV断ったんで。一秒でも自分の映像を残したくないので」と語った。

また、この体育への恨みつらみトークが多くの視聴者の共感を呼んだことをヒャダインが明かすと、能町も「あれは共感を呼ぶだろうと思ってましたよ。ああいう人たくさんいるんだもん」と、改めて運動できない人口の多さを強調。ヒャダインも「努力してなんとかなるんならいいんですけど、僕、努力してもなんとかできないくらい運動神経悪い系男子なんで。そういう人にとっての体育の授業って見せしめでしかないですよ」と、体育への恨みが再燃。能町も「残酷ショーですもんね。個室でやらせてほしかった」と提案していた。

3人の体育への憎しみを受けて、番組に新コーナー「体育への恨みつらみ川柳」が誕生。視聴者から体育にまつわる恨みつらみを川柳で募集することに。「持久走 周回遅れで 拍手され」という例題が出ると、久保が「私だって小学校のときのマラソン大会で最後から2番目くらいで、校門に戻ってきたら、最後のランナーが戻ってきました、皆さん拍手でお迎えください!って。止めてくれ、敗者に拍手なんていらない! 誰も見ないでって。あれが、本当にマラソン大会で一番屈辱の瞬間だった」と辛い過去を暴露。ヒャダインも「あれって私たちは上ですよってことでしょ」と憤慨すると、能町も「哀れな人たちに拍手を贈りましょうってことですよ」と同意した。さらに、ヒャダインが「赤点ばかり取っている奴に拍手します?」と疑問を呈し、能町は「だからみんな帰ればいいんだよ。上位10人くらいがゴールしたら、みんな帰る」と新しいマラソン大会のあり方を提案。これには他の2人も深く頷いていた。

番組では、この他に、dreamのamiのこわばった笑顔に関する話題や、最近活躍している有名人の名前を並び替えて「暗号」を見つける「ディーン・フジオカ選手権」のコーナーなどで盛り上がった。