原田知世と斎藤工が出演、北川悦吏子脚本によるドラマ10『運命に、似た恋』(NHK総合 毎週金曜22:00~)が、11月11日の放送で最終回を迎える。
同ドラマのヒロイン・桜井香澄=カスミ(原田)は、45歳バツイチの母親。生きるために、ただ精一杯働く日々を送っている彼女の前に現れた、超一流デザイナー・小沢勇凜=ユーリ(斎藤)。彼はなぜか香澄に馴れ馴れしく、ちょっかいをかけてくる。パーティーにも誘われ、警戒するカスミは断るが……。まるで境遇の違うふたりが恋に落ちていく、大人の純愛物語を描いたもの。
正式に交際を始めたカスミとユーリだが、かつてユーリと男女関係にあったマホ(山口紗弥加)が、カスミの元夫・ヨージ(小市慢太郎)と結託して、ユーリのある“疑惑”をメディアに売り込もうとしていた。さらに、カスミは、ユーリがなにかの薬を飲んでいるらしい事を知り、真意を聞き出そうとするが、ユーリははぐらかし、ふたりの間に距離が出来てしまう。
最終回「ふたりの永遠」は、ユーリの疑惑が週刊誌によって報じられ、デザインオフィスには大勢の報道陣が押し寄せ混乱が……。カスミは、姿をくらましたユーリの手がかりを探ろうと、報道陣の目を盗んで事務所のスタッフ・リリ(大後寿々花)と会い、ユーリの“ある決意”を聞く。カスミは、ヨージの母・アカリ(草笛光子)にも背中を押され、ユーリを探すべく能登へと旅立つのだった。一方、ユーリの師匠でデザイン界の巨匠・ヨシタカ(奥田瑛二)は、世界的権威のあるトロフィーのコンペを勝ち抜き……。予告動画では、ユーリが「本当は怖いんだ」とつぶやき涙を流すシーンが公開中。その涙の理由は?