今年の日本プロ野球界のNo.1珍プレーを決定する『中居正広のプロ野球珍プレー好プレー大賞2016』(フジテレビ系列、11月5日21:00~)の収録が行われ、スタジオに阿部慎之助(読売ジャイアンツ)、大島洋平(中日ドラゴンズ)、角中勝也(千葉ロッテマリーンズ)、山田哲人(東京ヤクルトスワローズ)が登場した。
今年も去年に引き続き、SMAP中居正広の司会の元、徳光和夫が特別審査委員として、みのもんたは「珍の殿堂」として登場。中居が選手たちに次々に質問をぶつけていき、阿部に「普通の帽子は慣れましたか」とたずねると「慣れました(ファースト)楽しいです」と回答。広島の優勝については「強かった」と認めながらも来年は「がんばります」と宣言した。さらに番組終盤では来年に向けた驚きの抱負を語る。大島には、今世の中を騒がせているFAについて単刀直入に質問。すると「9日までまだわかりません、もしかしたらどんでん返しが!」と語るなど、スタジオを沸かせた。
今回は初の試みとして、日本プロ野球選手会の強力バックアップのもと、12球団の選手およそ500人に“珍プレー好プレー”アンケートを実施。日本ハムファイターズ大谷選手が実際に書き込んだ肉筆のアンケート用紙などと共に、選手たちが選んだ珍プレーと好プレー、さらに思い出の珍プレーを発表。選手達が選んだプレー以外にも、パフォーマンスで笑わせるパフォーマンス珍プレー、いかにも痛そうな痛い珍プレー、監督珍プレー、広島カープが残した伝説の赤ヘル“神ってる珍プレー”、2016年の怒りの乱闘シーン珍プレーなど、多彩な珍プレーが登場する。
さらに、かつて巨人で活躍したクロマティもスペシャル審査員として登場。乱闘シーンの映像を見ながら当時の読売ジャイアンツに関する思い出を語り、彼を見て育ったサンドウィッチマンや山崎弘也など「(クロマティと)一緒に話していることが信じられない!」と感激。そんな中、山田は乱闘の時は「一番遠いところから見ています」と告白。すると中居は「せめて来年からは声を出して! 絶対(珍プレーのカメラで)撮っているから」と懇願、山田も「わかりました」と公約することに。来季、山田が乱闘への参加の仕方に変化が現れるか期待がかかる。
最終的には、徳光審査員長を始め審査委員たちが選ぶ珍プレー1位と選手達が選んだ珍プレー1位との間で大賞が決定。栄えある珍プレー大賞がどのプレーになるのか注目だ。