『マツコの知らない世界』ひそかなブーム「ビジネスホテル」特集まとめ

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日常に潜む様々な“知らない世界”に精通したゲストが登場し、マツコ・デラックスにその魅力をプレゼンする番組『マツコの知らない世界』(TBS系列、毎週火曜20:57~)。11月1日は、日本唯一のホテル評論家である瀧澤信秋さんが「ビジネスホテルの世界」を案内した。

ビジネスホテルはサラリーマンが利用するホテルというイメージは、もう古い!? 今や、若い女性や家族連れも多く宿泊する魅力的なホテルへと進化している。

番組は2度目の登場となる“ホテル評論家”の瀧澤さんが、4大チェーンビジネスホテル&魅力満載のご当地ホテルを紹介。それぞれの特色について分かりやすく解説した。

■進化し続ける! 4大チェーンホテル
・ドーミーイン
店舗数:61店舗(都内は渋谷・秋葉原・浅草など8店舗) 料金:7700円~ お得なプラン:ウィークリープラン(1泊6000円~)マンスリープラン(1泊5500円~)

ホテルを超えた温泉宿として大人気。部屋着は伸縮性の高いコットンなどを使用している。ほぼ全ての店舗に大浴場(サウナ&水風呂)を完備。露天風呂がある店舗も。洗濯機が無料というサービスも嬉しい。

また、細めの縮れ麺と鶏ガラスープで作った「夜鳴きそば」を宿泊者全員に無料で提供。何杯食べてもOKだとか。

・スーパーホテル
店舗数:115店舗 料金:6000円~

函館、宇都宮、沖縄、名護など、全国56店舗で天然温泉を導入。計算しつくされた快眠へのおもてなしが特徴的で、低反発からパイプ、ひのきなど、8種類の枕を無料で選べる。部屋には健康イオンスリッパを用意。照明は睡眠に最適な照度の30ルクス。掛け布団や低反発マットレスなどの寝具もオリジナルで開発している。朝・夜用のヒーリングミュージックも快眠をサポート。全客室に健康イオン水が流れていて、シャワーはもちろん飲料水としても使える。

無料の朝食はビュッフェスタイル。「Lohas池袋駅北口」では試験的に充実したメニューに挑戦していて、産地が分かる10種類の野菜、3種類のご飯、ロースターで焼きたてが味わえるおかず、フルーツなどが楽しめる。

・アパホテル
店舗数:375店舗 料金:4900円~

都心部を中心に増加中。1店舗の部屋数が多い。部屋に入ると、スタッフ手作りの折り鶴が。無機質な空間に安らぎを与えている。寝具は布団をボックスシーツで全て包む「デュベスタイル」を採用。マットレスは、アパホテルとシーリー社が開発した「クラウドフィット」を使用している。

テレビは最低でも40インチ以上。巣鴨店は50インチで、全体的に客室が広く感じる工夫が施されている。

・東横イン
店舗数:256店舗 料金:4104~8424円

土地・建物の所有権を持たず、スタッフだけ配備して運営。同じ駅に2店舗ある地域も。料金変動がなく、どの店舗も均一な部屋というのがウリ。外壁は、顧客がひと目で分かるように全店で意識的に統一している日本最大のビジホチェーン。

今回は「品川駅 港南口 天王洲」を紹介。創業当時から提供している無料の朝食は、肉団子などの手作りおかずが充実。炊きたてのご飯はもちろん、焼きたてクロワッサンなど3種類のパン食べ放題やドリンク飲み放題も嬉しいサービスだ。

自販機がコンビニよりも安いため、わざわざ外に買いに行く必要がない。ちなみに、客室に小型冷蔵庫を置いたのは東横インが初めてだとか。

■大手を超える! ご当地ビジネスホテル
・長崎県「ホテルフォルツァ長崎」料金:6000円~
福岡・大分を加え、九州内に3店舗展開。長崎駅から車で7分の繁華街・浜町(はまのまち)にある。ロビースペースの質が高いおしゃれなホテル。客室面積は18平米。フットマッサージや電動マッサージなど、疲れた体を癒すグッズが充実。全室にiPadも用意されている。iPadの中には、長崎チャンポンMAP(従業員おすすめの店を紹介)も。

朝食ビュッフェは1200円で食べ放題。長崎県産の食材が50種類以上使われているメニューは目移りしてしまいそう。今回はスタジオにホテルのビュッフェを再現。マツコは、さつま揚げ(鹿児島県産と山口県産の2種類)や皿うどん。鯛の骨から取った出汁で食べる鯛茶漬け、スクランブルエッグなどを試食。

ビジネスホテルでは滅多にない実演サービスのフレンチトーストに舌鼓を打った。その他にも人気No.1メニューのカステラなどを紹介。

・群馬県「ホテル ココ・グラン高崎」料金:8800円~
高崎駅から徒歩3分。オトナ女子にオススメのホテル。自然の素材を使った開放的なロビーにはバーカウンターを併設。炭酸泉の大浴場、露天風呂、サウナ(男性)、岩盤浴(女性)も人気がある。駅から近いため、露天風呂から北陸新幹線が見える。シングルタイプの客室は18平米。全室にマッサージチェアを完備している。

瀧澤さんイチ押しの「プレミアムココスイート」は100平米。バルコニーには露天風呂とミニプールのサービスが。東京都心では30~40万は下らないクラスの部屋だが、値段は1泊64000円~(2名分の料金)。プラス3000円(朝食抜き)で1名ずつ追加可能だとか。マツコは「高崎に行ったら確実に泊まります」と興味を示していた。


この日は他に、日本一有名な柴犬「まる」の飼い主・小野慎二郎さんが世界中で注目を浴びている「柴犬」の魅力について語った。