マツコ、山村紅葉と2時間サスペンス…崖の上で対決する定番シーンを再現

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日常に潜む様々な“知らない世界”に精通したゲストが登場し、マツコ・デラックスにその魅力をプレゼンする番組『マツコの知らない世界』(TBS系列、毎週火曜20:57~)。10月25日は、好き過ぎるがゆえにエキストラ出演するまでになったという竹本道子さん(51歳)が「2時間サスペンスの世界」を案内した。

子どもの頃、母親の影響で2時間サスペンスを観ていた竹本さんは、すっかりその魅力にハマってしまったという。主婦となった今では、エキストラとして50本以上のドラマに出演。連続ドラマ『HERO』(フジテレビ系列)では裁判官を演じた。

■一度見たらクセになる名作シリーズ
『監察医・室生亜季子』(日本テレビ系・1986~2007年)
浜木綿子主演の人気シリーズ。「火曜サスペンス」枠では最多となる全37作。

『タクシードライバーの推理日誌』(テレビ朝日系列・1992年~)
渡瀬恒彦扮する元刑事のタクシー運転手が事件を解決。マツコもこの作品のファンだとか。

『名探偵キャサリン』(TBS系列・1996~2006年)
社長令嬢でカメラマンの希麻倫子(キャサリン)が難事件を解決していく。主演は、かたせ梨乃。

■竹本さんおすすめの定番シーン
『税務調査官・窓際太郎の事件簿』(TBS系列)
巨悪に一人で立ち向かう、主演の小林稔侍によるアクションシーンに注目。定番シーンは、小林ふんする主人公の窓辺太郎(通称・窓際太郎)のダッシュ。とても75歳とは思えない走りっぷりに、マツコもびっくり。さらに、襲いかかってくる敵を次々に倒し、決めゼリフ「東京国税局査察部窓辺です」を繰り出す。

『赤い霊柩車』(フジテレビ系列)
片平なぎさ主演による山村美紗原作の大人気シリーズ。葬儀社の専務と事務員を演じる大村崑&山村紅葉の掛け合いは、友近のおっさんコントに出てくるキャラクターそのもの。ずっと婚約中という設定の明子(片平)と黒沢(神田正輝)が、いつ結婚するのかも気になるところ。

『浅見光彦シリーズ』(TBS系列)
TBSの作品としては、辰巳琢郎、沢村一樹、速水もこみちが歴代の主演。光彦の兄・陽一郎(村井國夫)は警察庁の刑事局長という設定。光彦は隠しているが途中でバレるシーンが必ずある。その時の刑事たちの手の平返しはお約束のシーン。光彦の正体を知った刑事の「浅見さんもお人が悪い」はおなじみのセリフだ。

■2時間サスペンスにおける伝説のテレビ欄
とにかく長いサブタイトルがラテ欄に踊る。ついつい見たくなってしまうような、選りすぐりのフレーズを紹介。

「街の医者神山治郎スペシャル・ダイエット症候群の女・やせる裏技で男を奪う鮮血のメロンパン」
「再捜査刑事・片岡悠介 死を呼ぶプロポーズ~結婚詐欺連続殺人!美人容疑者が刑事をナンパ!?マフラーを絶対外さない女の謎をX線と野沢菜が解く!!」
「司法教官・穂高美子 9千万円盗んでも無罪の法律トリック!?勝手に走り出す現金輸送車の謎…みかんを食べて変身する真犯人」
「お兄ちゃん・改札口あのコロッケがシリアスドラマを?ナンノが妹、美川も登場」

■2時間ドラマには欠かせない役者たち
山下容莉枝
『火災調査官・紅蓮次郎』『事件シリーズ』(テレビ朝日系列)ほか
竹本さんお気に入りの女優。マツコも「生活に疲れた果てに罪を犯す主婦役が好き」と絶賛。

大島容子
『税務調査官・窓際太郎の事件簿』(TBS系列)『トカゲの女 警視庁特殊犯罪バイク班』(テレビ東京系列)ほか
コミカルな役で出演することが多い。

秋本奈緒美
『タクシードライバーの推理日誌』『検事・朝日奈耀子』(テレビ朝日系列)ほか
キャリアウーマン役といえばこの人。

中島ひろ子
『温泉(秘)大作戦』(テレビ朝日系列)『自治会長・糸井緋芽子 社宅の事件簿』(TBS系列)ほか
マツコ推薦。ちょっと狂気的な感じを出す芝居が上手い演技派だ。

神保悟志
『検事・霞夕子シリーズ』(フジテレビ系列)『火災調査官・紅蓮次郎』(テレビ朝日系列)ほか
善悪、どちらのキャラクターもハマる名バイプレーヤー。マツコは「悪役のほうが好き」と。

池田政典
『警視庁・捜査一課長』(テレビ朝日系列)『税務調査官・窓際太郎の事件簿』(TBS系列)
サスペンスドラマには欠かせない存在の渋い二枚目。

■サスペンスあるあるドラマ
竹本さんが2時間サスペンスのあるあるネタを紹介し、それを基に番組オリジナルのドラマを制作。タイトルは『花水木マリーの殺人図鑑 華麗なる一族に襲い掛かる連続殺人 花言葉に秘められた愛と復讐の果て』。主人公のフラワーデザイナー・花水木マリーは、山村紅葉。他に、マリーの弟で刑事の蓮を演じる原田龍二をはじめ、遊井亮子、大島容子らおなじみの俳優陣が登場。

冒頭から不吉な雰囲気が漂うドラマは、乾杯から始まると大体、毒殺事件が起こる。主人公の肉親が刑事という、よくある設定。刑事ではない主人公が勝手に推理を始め、葬儀には隠し子や明らかに怪しい人物が出現。捜査会議ではホワイトボードに写真。聞き込みに行くと隣人が出てきて「3日前に引っ越しましたよ」というセリフも、まさにあるある。

もうすぐ大金が入る設定も犯罪の匂いがプンプン。そして、怪しい人物は途中で死ぬケースが多い。竹本さんいわく「突き落とされた場合は致死率が高い」とのこと。そして、ジョギング中に死体を発見。ちなみに、今回のドラマでは、竹本さんが第一発見者役で出演。行方不明の重要人物はお墓にいて、そこにやってきた子どもは大体転ぶ。主人公が、ふとした瞬間に犯人に気付くシーンもよく見かける。

番組オリジナルのサスペンスドラマは佳境を迎え、クライマックスはスタジオで展開! なんとここでマリー役の山村紅葉が登場。定番の「崖」をバックに、なぜかマツコと対峙。名推理の結果、真犯人はマツコだった……!?

■山村紅葉伝説
これまで、刑事、女将、不倫調査員など数多くのキャラクターを演じてきた山村は530以上の作品に出演。年間出演本数は、一番多い年で33本だったとか。ひと月に多くて7本同時に撮影したこともあったが、さすがにキツかったようで山村は「6本までにしてくださいって、マネージャーにお願いしました」とコメント。ちなみに、山村のデビューは1983年。結婚式当日に焼き殺される花嫁役だったとか。番組の最後に、その貴重な映像を大公開。かなり派手に焼かれているシーンは見ものだ。


この日は他に、知られざる「カレンダーの世界」を紹介。約600種類を所有しているという強口(こわぐち)邦雄さんが案内した。