新垣結衣主演の連続ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系列、毎週火曜22:00~)。10月25日に放送された第3話の平均視聴率が12.5%を記録し、TBS火曜ドラマ枠の歴代最高視聴率を2週連続で更新したことがわかった。
本作は、「月刊Kiss」(講談社刊)で連載中、2015年に「第39回講談社漫画賞」(少女部門)を受賞した海野つなみによる同名漫画の実写化。新垣が演じるのは、彼氏なし、院卒だけど内定ゼロ、派遣社員になるも派遣切りに遭い休職中の森山みくり(25歳)。星野源演じる、35年間彼女ナシ、恋愛経験ゼロのサラリーマン津崎平匡(35歳)と、夫=雇用主、妻=従業員という雇用関係を結び「就職としての結婚」をする。
第1話の放送当日に、ドラマ公式サイトの閲覧数が1日で100万ページビュー超えを達成、無料見逃し配信の合計再生回数が史上初のミリオンを達成、ドラマのエンディングで、星野が歌う主題歌「恋」に合わせて新垣らキャストが踊る「恋ダンス」フルバージョンがYouTubeで期間限定公開されると、再生回数が500万回を突破するなど、次々と新記録を打ち立てている『逃げ恥』。さらに、リアルタイムで視聴することで回答できる「逃げ恥クイズ」や、作中に登場する料理をサイト上で紹介する「クックパッド」とのコラボレーション、劇中には『情熱大陸』や『NEWS23』、『サザエさん』などのパロディを取り入れるなど、視聴者を楽しませる演出や企画が満載となっている。
また第1話は、同枠で過去最高の初回視聴率である10.2%を獲得、第2話は12.1%、第3話は12.5%と右肩上がりに数字を伸ばし、TBS火曜ドラマ枠歴代最高記録を打ち立てた。第3話放送当日は、テレビ朝日系列の『2016プロ野球日本シリーズ 日本ハム×広島・第3戦』が熱戦を繰り広げ、延長までもつれ込む展開になり、視聴率も17.5%と高視聴率を獲得。中継放送も延長され、試合が終了したのは22時30分頃で、『逃げ恥』の裏番組にまで食い込んでいた。そんな中での今回の快挙は、「逃げ恥フィーバー」が世に浸透してきたことを示す結果だと言えるだろう。
11月1日放送の第4話では、みくりと津崎の“契約結婚”が、とうとう津崎の後輩・風見(大谷亮平)にバレてしまう。みくりは、「二人の関係が理想的だ」という風見の家でも働くことを決意し、津崎と風見がみくりを“シェア”するというまさかの展開を迎える。
(※視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区)