俳優・中野裕太、『拝啓、民泊様。』で黒木メイサ&新井浩文の“家族”に

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2020年東京オリンピックに向け「民泊ビジネス」が連日話題となる中、黒木メイサと新井浩文がW主演を務める新ドラマ『拝啓、民泊様。』が、MBSにて10月23日(日)24時50分より、TBSにて10月25日(火)25時28分よりスタート。

国家戦略特区域として民泊が初めて認可された大田区が全面協力する本作は、労働基準監督署勤務の妻・山下沙織(黒木)と、ゲーム会社に努める夫・山下寛太(新井)の、民泊を題材にしたオリジナルのハートフル・ストーリー。民泊ビジネスのリアルやHow to要素のほか、山下夫妻やその家族を通し、日本人の持つ“おもてなし”の心が描かれる。

今回は、銭湯の店主で、沙織の兄・江南昌平役を演じる中野裕太さんにインタビュー。6ヶ国語(日・英・仏・伊・西・中)を話せる中野さんに、ドラマの役どころ、外国人が多かったという撮影現場の様子、また海外に宿泊した際のハプニングなどを語って頂いた。

――出演が決まった時はどう思いましたか?

このドラマは、監督が谷内田彰久さん、脚本が野村伸一さんという方なんですが、僕が主演を務めた映画『ママは日本へ嫁に行っちゃダメと言うけれど。』もお二人が制作しているんです。なので、今回の企画は草案段階から聞いていて。谷内田監督は、代々銭湯をやっている家系なんです。僕が演じた昌平も銭湯の店主なんですが、以前ご一緒した監督が、ご自身に似た境遇の役を与えてくれたことが嬉しかったです。

――台本を読んでいかがでしたか?

民泊のことをきちんと知っている人はまだ少ないと思うんです。僕も、話は聞いたことがあるものの詳しくはなくて、台本を読んで「あ、こういうものなんだ」と知ることができました。また、「民泊とは何か」ということはもちろん、民泊ビジネスを始める主人公の夫婦や、兄である昌平たちの人間模様が描かれていたので、台本の時点で「楽しそうだな」と思うことができました。

――中野さんが演じる昌平は、どのような役ですか?

沙織の兄で、寛太も大学の先輩なので仲が良いです。2人をそばで見守っているのですが、たまに前に出てきたり、何かに巻き込まれたりと、ストーリーを進める役割を担っています。

――黒木さん、新井さんとは初対面で初共演だったそうですが、共演していかがでしたか?

刺激をいただけたし、身になったと思います。新井くんは落ち着いていながら楽しい方。ゲームの話や、新井くんが大好きなギャンブルの話をしました。黒木さんは竹を割ったように気持ちの良い方でした。

――撮影現場には、外国人の出演者も多くいたと思いますが、コミュニケーションはどのように取りましたか?

基本的に英語を話せる方ばかりだったので、英語で会話しました。あとは、中国人の女性2人がいて、監督が僕に「(彼女たちに)こう伝えて」とおっしゃったので、中国語を使ったこともありました。民泊がテーマなだけあって、現場では色々な人がいてワイワイできたのですが、その雰囲気がとても楽しかったし、ドラマにも反映されていると思います。

――中野さんはアメリカやイタリアに留学したことがあるそうですが、民泊を利用したことはありますか?

そういった宿泊形態があることを耳にしたことはあるのですが、実は利用したことはありません。民泊自体まだ歴史が浅く、今話題の「Airbnb」(民泊情報サイト)も、僕が留学していた時にはまだなかったと思います。当時は、格安ホテルやユースホステルをよく使っていましたね。

――東京でも大田区で民泊事業が開始されますが、どう思いましたか?

大田区は羽田空港も近いし、とても良いなと思いました。解決すべき問題はまだまだありそうですが、旅行者にとって選択肢が増えるのは悪くないことですね。旅行に来たは良いものの、高いホテルは泊まれないとか、ハイシーズンの時は予約が取れないとか、そういったことが緩和されていくと思います。

――これまでに海外のホテルで遭遇したハプニングがあれば教えて下さい。

僕は俳優のほかに音楽もやっているんですが、ある時バンド仲間と、自分たちのお金でヨーロッパに行きライブしようという話になって、ベルリン、パリ、ミラノと回りました。ベルリンのホテルはツインベッドで割と良かったんですが、パリのモンマルトルに行ったら、格安だからと言って予約したホテルが、予想以上に狭くて古くて(笑)。情緒はありましたが、ソファもなく、セミダブルベッドが一つしかなかったので、男二人でそのベッドで寝ました。あれで、より仲が深まった気はします(笑)。

――もし中野さんが民泊ビジネスを始めるとしたら、どこに力を入れますか?

僕はホテルに行ったらアメニティを見るのが好きなので、小さな石けんやシャンプーなどを充実させたいです。お客さんの立場からすると、そこがしっかりしていると「ホスピタリティあるな」「おもてなししてくれているんだな」と、嬉しくなると思うので。部屋は、ビジネスホテルのようなシンプルなインテリアにしたいです。賑やかな雰囲気よりは、最低限のものとちょっとしたお菓子が置いてあり、「あとは好きに使って下さいね」という感じが良いですね。

――最後に、東京オリンピックが開催される2020年には、中野さんはどのように変化していたいですか。

具体的には秘密なのですが(笑)、今自分が感じていることが実現できていれば。流れにまかせ、辿り着いた時に「お、ここにいるんだ」って思えて、それが楽しければ良いなと思っています。あともう一つ。実はパクチーが苦手なので、克服したいです(笑)。小さい頃セロリが苦手だったんですが、大人になったらあの独特な風味がフレッシュでおいしいと思えてきたので、脳みそのどこかをクイッと捻れば、パクチーもおいしく思える気がするんです。パクチーをクリアすれば苦手な食べ物がなくなるので、ぜひ克服したいです(笑)。


■『拝啓、民泊様。』10月26日深夜24時より、NETFLIXにて独占配信開始!

取材協力:日本工学院専門学校