「ニコ動」の生み親・川上氏は「ひらめきより理屈派」!?

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8月22日の『プロフェッショナル 仕事の流儀』(NHK総合、毎週月曜22:25)は、総会員登録数5000万を誇る動画共有サイト「ニコニコ動画」を生み出した経営者・川上量生が登場。インターネットを通じた新しいコミュニケーション、新しいコンテンツを開発し続ける風雲児の日々に密着する。

IT企業の会長を務める川上が、「ニコニコ動画」を考案したのは2006年。動画上に視聴者がコメントを書き込める機能や、ユーザー自身が生放送番組を配信できるシステムを導入するなど、「動画を通じたコミュニケーション」という画期的なアイデアで若者を中心に絶大な支持を獲得し、youtubeと肩を並べる巨大動画サービスとなっている。

ITの最前線を行く川上のビジネスコンセプトは、「他の誰もやっていないものを生み出す」ことだ。既に存在しているものの後追いや、他の誰かができることをやっても全く意味がないと言い切る。ニコニコ動画も、インターネットの中には存在していない“広場を作る”という発想から生まれた。「誰かが何かしているのをただ見ている、望めばコミュニケーションをとることもできる。かといって、その関係をあとに引きずることもない。そんな広場のような空間が、ネットにもあったらいいと思って作った」と明かす。さらに、オリジナルなものを生み出すために、川上は「アイデアを、信じない」という流儀を貫いている。その理由は、「おもしろい企画なんて、たいてい誰かが既に思いついている。むしろ、何故それが今まで世の中になかったのかについて真剣に考える。やられていない理由を論理的に分析して、それをクリアできると思ったらやる。みんなが思い込みでやらないこと、そこを攻めるとユニークで独自なことができますよね」とも……。そんな“論理的思考”を武器に、インターネット上に人々の新しい居場所を作ろうとする川上の日常とは?