“波乱”しか想像できない… 『不機嫌な果実』最終回の場面写が到着

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栗山千明が主演するドラマ『不機嫌な果実』(テレビ朝日系列、毎週金曜 23:15~ ※一部地域を除く)が、今夜6月10日で最終回。“波乱の展開”しか想像できない場面写真が到着した。

林真理子の同名の不倫小説をドラマ化した本作は、夫・航一(稲垣吾郎)に女として見てもらえなくなり、結婚生活への不満が募った妻・水越麻也子(栗山)が、情熱的な音楽評論家・工藤通彦(市原隼人)と“禁断の愛”に溺れていく様をドロドロかつ濃厚なラブストーリーとして描かれてきたが、いよいよクライマックス。

航一の記憶喪失が自作自演だった上に、親友の親友・竹田久美(高梨臨)と不倫関係にあったことを知った麻也子が、すべてを振り切って通彦のもとへ向かうも、通彦の母・早苗(名取裕子)から結婚を猛反対されてしまう。しかも、航一が今度は何を企んでいるのか、早苗に接近する。そんな中、麻也子は元不倫相手の野村(成宮寛貴)と再会を果たすことになり……。最終回とは思えないほど立て続けの展開の中、さらにトンデモ事態が発生するという。

栗山は「最終回はホンットに(!)内容がギッチリ詰まった回となっています。麻也子はもちろんですけど、航ちゃん、久美、玲子(橋本マナミ)……それぞれがどう変わって、幸せになれるのか、はたまた幸せになれないのか!? ぜひ期待していただきたいです!」と力を込める。そんな彼女が「全7話の中で一番緊張したかも」と明かすシーンも、最終回には登場。そのシーンとは、麻也子と久美が正面を切って大バトルを繰り広げる一幕で、収録後「怖かったぁ……! とにかく本気の取っ組み合いが展開されるシーンなので、“本当に引っ掻いちゃったらどうしよう!?”と、ビビッちゃいました」と苦笑しており、女同士のなりふり構わぬ大修羅場のシーンに期待が高まる。

これまで、男女6人と彼らを取り囲む人々の関係がグッチャグチャに入り乱れ、果たして残り1話で結末までたどり着くのか……と、手に汗握りながら見守っている視聴者も多いであろう本作だが、それぞれの登場人物は自らの物語にちゃんとケリをつける。ただし、その結末を言い当てるのは至難の業。それは主演の栗山ですら「私個人の予想は外れてました」と、白旗を揚げたほど。しかし、真の結末は「このドラマにはピッタリなんじゃないかな、と思いました」と栗山も納得しており、「“ヘンに沈むことなく、アハッと笑って終われる感じ”の結末ですから」と、期待を煽っている。

そんな2016年版『不機嫌な果実』の全容を知る栗山は、物語全体について「誰でも良いところもあれば、悪いところもある。それが人間らしさだったり、愛おしさだったりするんだろうなって感じました」と感想を語っており 男女6人が“最終的に選ぶ道”に注目が集まる。

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