アラフィフ“3熟女”が競演 高島礼子、宮崎美子、高畑淳子が新たな謎解きミステリー

公開:

高島礼子宮崎美子高畑淳子の3大女優が共演するドラマ『女たちの特捜最前線』が、テレビ朝日系列の“木8”枠(毎週木曜20:00~20:54)で連続ドラマとして放送されることがわかった。

「どこにでもいるフツーの女性が活躍し、一瞬だけ“等身大のヒロイン”になる」という姿を通して、世の女性たちに勇気と感動を届けたいという意図から誕生した本作。高島は、京都中央警察署の総務課に勤める警察官・室町京子を、宮崎は、広報課に勤める警察官・一条弥生、そして高畑は、食堂に勤める嘱託署員・八坂美鈴を演じる。そんな総務、広報、食堂の調理員といった捜査本部の後方支援に携わる3人の女性たちが“井戸端捜査会議”を繰り広げながら真犯人を暴く新しいミステリーとして、2015年12月『土曜ワイド劇場』で放送されて好評を博し、この度連続ドラマ化が決定した。

彼女たちは捜査員たちの縁の下の力持ちとして事件解決を目指して働いているが、3人を突き動かす原動力は、好奇心という名の“覗き見趣味”。噂好きで地獄耳でもある女たちが、警察署内でゲットした極秘捜査情報を持ち寄り、“女だらけの井戸端おしゃべり捜査会議”を開催。ホンモノの捜査本部とはまったく違う視点で事件を分析していく中、ふいに解決につながる意外なヒントを見つけ出していく姿が描かれていく。

昨年の『土曜ワイド劇場』の撮影で既に共演している高島、宮崎、高畑の3人。井戸端会議シーンでの女子トークはとどまるところを知らず、まるで舞台のように臨場感あふれる会話劇が繰り広げられたが、今回のシリーズ化でも、さらなる熟女パワーをさく裂させること間違いない。また、これまで“デキる女刑事”という役柄が多かった高島が、“総務課のおばさん”役を熱演するのも、大きなみどころになっている。トイレットペーパーの補充、蛍光灯の交換……など会社員時代に経験があるという庶務をテキパキとこなしながら、時にコッソリ、時に厚かましく、捜査会議に潜入していく。

「実は今、プライベートでも女子会にハマっているんです!」という高島は、「特に年上の方たちとの女子会は勉強にもなるし、面白くて……。そんな女子会に、視聴者の皆さんも参加している気分になるようなドラマを作っていきたいですね」と意気込みを語っている。また、『土曜ワイド』での撮影を振り返り、「“もっと女子会シーンを面白くしたい!”と、撮影所の食堂で3人でミーティングをしたのですが、オンナ同士の会話って脱線するんですよね。高畑さんも宮崎さんも、ツッコミがすごいですし(笑)。でも時間はかかるけど、結果的にはきちんと結論もつく……。そんな女子トークの醍醐味に気づいたおかげで、面白い井戸端会議シーンを撮ることができました」。その経験を踏まえ、「今回の連続ドラマでも皆で話し合いながら、それぞれのキャラクターをしっかり持って、より一層楽しい井戸端トークを撮りたいと思っています。また、せっかく京都で撮影しているので有名観光スポットやグルメ情報もどんどん盛り込みたい。旅情気分も楽しめるのも、このドラマの魅力だと思います」と目を輝かせる。

宮崎は、今回の連続ドラマ化について「うれしくて、今とてもワクワクしています」とコメント。「第1弾の“女子会”のシーンでは、おばさんらしいリアルな会話を3人で探りながら演じたのですが、緊張感もありながら3人のチームを作り上げることができて楽しかったですね。今回はもっと楽しんで、それぞれの個性をよりくっきりと際立たせていきたいと思います」と意欲を燃やしていた。

高畑は、「オンナが3人集まると、自然とそれぞれのパートを担うようになると思うんです。前回の撮影でも徐々に3人のコンビネーションがしっくり来るようになったので、今回の連続ドラマでは前回やり足らなかったところを、遠慮なく演じたいですね!」と話し、「今回は、あのエネルギッシュさをもっと出したいんです! “ホンモノの食堂のオバサンが出演しているんじゃない?”と思われるぐらい、そして世の女性たちに“この3人って私たちそのものだわ”と思われるような、自分勝手な女子トークをお見せしたいですね」とやる気に満ちた姿勢を見せた。

PICK UP