波瑠、刑事ドラマ史上“最も異常なヒロイン”で民放連ドラ初主演

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女優の波瑠が、7月期にスタートする関西テレビ・フジテレビ系ドラマ『ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子』(毎週火曜22:00)で、民放連続ドラマ初主演を務めることが決定。心に闇を抱える新人刑事を演じることがわかった。

原作は、内藤了の『ON猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子』シリーズ(角川ホラー文庫刊)。第21回日本ホラー小説大賞・読者賞受賞作『ON』のストーリーをベースに、続編である『CUT』『AID』『LEAK』に加えて、ドラマオリジナルのストーリーも展開しながら、比奈子を始めとした捜査班の活躍が描かれる。

波瑠が演じるのは、警察学校を優秀な成績で卒業し、刑事部に配属された新人刑事・藤堂比奈子。刑事になった理由は「人を殺す者と殺さない者の境界はどこにあるのか?」という疑問を解決するため。事件の情報をイラストに描きとめれば決して忘れないという驚異的な記憶力を武器に、凄惨極まりない猟奇殺人現場でも平然と捜査に取り組むなど、凶悪犯と対峙していく。なぜ比奈子が犯罪者に異常なまでの興味を示すのか? 彼女の抱える心の闇は物語が進むにつれて明らかになっていく。これまで「芯の強い女性」「純真無垢な女性」「ミステリアスな女性」など、さまざまな役を演じてきた波瑠が見せる、刑事ドラマ史上“最も異常なヒロイン”に期待が高まる。

波瑠は、民放連ドラ初主演について「皆さんに助けてもらいながら、自分なりに精一杯主演を務めようと思います。刑事役も初めての経験ですが、喜びも苦労も全部思いっきり味わいたいです!」と意気込みを語り、演じる比奈子については「食べ物や飲み物に必ず七味をかける不思議な女の子ですが、そういう部分も含めて少し謎めいた一面があります。ドラマの中で徐々に明らかになっていくものがあると思いますので、私も今後どうなっていくか楽しみです」とコメント。「人の美しさだけではない、傷や苦しみ、怒りなどの感情も描かれていく作品になると思います。藤堂比奈子の歩む道がどんなものになるのか、皆さんに見届けていただけたら嬉しいです!」とアピールしている。