小澤陽子アナ「報道番組だと思い込む」シュールバラエティ収録のコツを明かす

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普通のニュース番組では取り上げられない、バカバカしくて思わず脱力してしまう世界各地の「最新脱力ニュース」を、メーンキャスターの有田哲平(くりぃむしちゅー)と番組が誇る全力解説員たちが鋭くマジメに読み取り、徹底解説していくバラエティ番組『全力! 脱力タイムズ』(フジテレビ系、毎週金曜23:00)。この度、新MC就任以来、2度目の収録を終えた小澤陽子アナウンサーが取材に応じた。

収録を終えた小澤アナは「まだ緊張はしますが、1回目を終えて目標にしていた“真顔でいること”と“有田さんに話しかけること”は達成できたのでよかったです」と満足気な様子。バラエティでありながら本番中に笑わないようしなければならない独特な司会については、「報道番組だと思い込んで、前室で完全に空気を作りこんでやっています。でも、1回休憩が入ったりすると(効果は)解けちゃうんですけど、そこはしっかりやるようにがんばっています」と明かし、「普段は泣いたり、笑ったりと感情豊かで表情にも出ちゃうタイプなので、最初は抑えるのが大変でした」と語った。

同番組で初めてバラエティのレギュラーを務める小澤アナ。MCの有田から学びたいことを聞かれると、「空気です」と即答。「お笑いにもいろいろな広げ方があると思います。有田さんが発する言葉によってこういう風に持って行くんだなっていうのを感じ取ることが大切だと思うんです。でも、まだ馴染めていないと思うので、それを感じながら空気に溶け込むようなアシスタントでいたいし、それは他の番組でも使っていける」とその理由を告白。また、「自分の色を出しちゃいけない。あくまでも、このシュールで面白いバラエティに溶け込んで、有田さんが指揮するオーケストラの一員でありたい」と自身の立ち位置を分析し、「この番組に関しては、自分の個性を出していきたいというのはありません」とコメント。

そして、「私も視聴者として一年前から見ていました。見ていると段々のめり込んでしまうような面白さがあり、時間も金曜日の夜なので、ソファーでゆっくりしながらクスッと笑っていただければ。面白い番組ですし、私も盛り上げていけるようにがんばります」とメッセージを送った。