松田翔太、新ドラマ『ディアスポリス』で十数か国語を操る“裏警察”役に挑戦

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松田翔太主演『ディアスポリス』は映画化も決定~

――この作品は深夜に放送されるわけですが、深夜ドラマに持っていたイメージと、実際に出てみて感じたことは何ですか?

深夜ドラマってどこか視聴率戦争から抜けている感じがするので、その点は楽ですね。だけど、あんまり分けて考えてはいません。僕は「LIAR GAME」(フジテレビ系列)という深夜ドラマに出ていたんですが、それがゴールデンに進出し、映画化という流れを経験しているので、どこに行っても同じことだと思っています。ですが、深夜ドラマっていうのは、アイディアのきっかけになりやすいものなので、増えれば増えるほど、日本のドラマをいろいろな方向から考えることができる。それでうまく行ってゴールデンに進出できれば、それも良いことですよね。

――今回の作品は、夏に映画化されるそうですが、ドラマ版と映画版の違いはどんな点ですか?

ドラマの方がコメディ感が強いかもしれません。このご時世、あんまり熱血すぎるのは恥ずかしいじゃないですか。なので、「お前を捕まえてやる!」みたいな感じよりは、「そんなことしてると捕まえちゃうかもよ」ぐらいに少し力を抜いて演じたつもりです。映画では、最初はそういう感じなんですが、ストーリー上だんだんそういうわけには行かなくなってきてしまう様子が描かれていると思います。

――では、ドラマ&映画を楽しみにしているファンにメッセージをお願いします。

ぜひ見て欲しい作品です。もし驚かれたら、実はこういうこともやる俳優だということを知って頂き、なじんでもらって(笑)。あと、こういった作品を映像化できること自体、稀なことです。監督が映画畑の方だということも面白い要素だと思うので、こういった新しい感覚のドラマを、ぜひテレビで見ていただければと思います。

――最後に、ドラマは4月から始まりますが、この時期に入学・入社をする方々が多いと思います。そんなフレッシャーズの方々にメッセージやエールがあれば。

フレッシュな時期ってその時しかないので、失敗を恐れたり、大人びた感覚を持ちすぎたりせず、何でもした方が良いと思います。新人なら、2回ぐらい謝れば許されるから(笑)。