フジテレビ、データ放送で“英語表記”災害情報の提供を開始

フジテレビが31日、日本を訪れた外国人の災害被害を軽減することを目的に、データ放送を使った地震や津波に関する災害情報の英語表記の提供を開始した。

これまでフジテレビでは、データ放送の非連動画面(dボタンを押せば放送中は常時アクセスできる情報を掲示する画面)で、天気・交通・ニュース・番組情報などを提供。自然災害に関しても、特別警報、震度3以上の地震、津波などの発生情報をリアルタイムで自動表示するなど、災害情報の充実に努めてきた。2014年夏から準備を始め、気象庁からの情報をリアルタイムに自動翻訳し表示するシステムを開発し、今回の実用化に至った。

日本に在住したり日本を訪れたりする外国人は年々増加しており、2020年の東京オリンピック・パラリンピックが開催されることから、今後も日本に滞在する外国人は増えていくと想定。人命に直接影響を与える可能性のある災害情報は外国人にとっても重要な情報であり、テレビさえあれば誰もが簡単に使えるデータ放送を通じて、外国人にも英語で情報を提供していく。

フジテレビ・データ放送推進役の柴田雅弘は「日毎増えている海外からの旅行客。地震を経験したことがない外国人も多くいます。もしもの時、客観的なデータで状況を理解してもらい、彼らの安全への手助けになれば」と新サービスについて語っている。