演出家の宮本亜門が、2月26日の『ファミリーヒストリー』(NHK総合、毎週金曜22時~22時50分)に出演する。同番組は、著名人の家族の歴史を本人に代わって徹底取材し、「アイデンティティ」や「家族の絆」を見つめるというもの。この日は「宮本亜門~860年前の政変 年上の女性との恋~」と題して放送する。
祖父の出身は香川県坂出。しかし現在、香川には親戚がいないため、ルーツが謎だったと語る亜門。それが今回、860年前の「保元の乱」と関わりがあることが判明した。この“坂出”に流刑となった崇徳上皇の記録の中に宮本の名が見つかる。
さらに祖父と父が、同じような恋愛遍歴があることも明らかに。2人が愛したのは共に、年上で子持ちの女性だった。一方、松竹歌劇団のダンサーだった母。しかし、ある事情で断念する……。母の思いを知り、亜門は驚きを隠せなかった。