1月24日に放送された『そこまで言って委員会NP』(読売テレビ、毎週日曜13時30分~)に、前衆議院議員の中田宏と『週刊現代』編集次長の近藤大介が出演。中田は、2011年に『週刊現代』が報道した中田の“スキャンダル事案”の事実は無かったと改めて否定し、近藤は改めて中田に謝罪を述べた。
番組冒頭、甘利明前経済再生担当相の現金授受問題の話になり、司会の辛坊治郎に「中田さんも結構週刊誌に叩かれましたよね」と言われると、中田は「『週刊現代』は敵でした」と近藤を指差して、早くも敵意むき出し。それも、『週刊現代』平成19年11月10日号、同月17日号、同年12月1日号において、中田が看護学校生に対してわいせつな行為をしたかのような印象を与える記事、支援者と癒着して公金を横領したかのような印象を与える記事、海外出張をさぼってキャバクラで遊んだかのような印象を与える記事を掲載したため。
しかし、近藤が思わず「すいません」と謝ると、中田は「『週刊現代』にこうやって面と向かって謝ってもらったのは初めて」と告白。それを受けて、辛坊に「いっぱい書かれたやつ、全部ウソ?」と聞かれると、中田は「全部ウソ!」と改めて否定。さらに「(『週刊現代』から名誉毀損の損害賠償)500万円もらいましたけど、弁護士費用の方が高いよね」と、チクリと皮肉を言うと、近藤は「いろんな思い出ありますね(笑)!」と茶化し、笑いを誘っていた。
この回では、ほかにも「慰安婦問題」の電撃合意で日韓関係はどうなるのか、朝鮮半島をめぐる米中の“思惑”などについて議論した。