武田真治「光栄です」美しき2人の妻を持つ偉人を熱演

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名古屋が生んだヴァイオリン王・鈴木政吉の生涯を描いたドキュメンタリードラマ『日本のヴァイオリン王~名古屋が生んだ世界のマエストロ 鈴木政吉物語~』が、東海テレビ・フジテレビ系で2月14日(日)16時5分から放送。主演の武田真治、共演の笛木優子、中村ゆりが作品への思いを語った。

このドラマは、2人の妻、乃婦(笛木)と良(中村)と同居し、9男4女をもうけた型破りな男・政吉(武田)の栄光と挫折、ものづくりにかける情熱を描いた物語。幕末の名古屋に生まれ、明治中期に三味線作り職人から転身し、独学でヴァイオリン作りをはじめ、努力の末に、絶頂期には年間15万挺を超えるヴァイオリンを工場で生産するまでになった。数々の困難にぶつかりながらも、日本のヴァイオリンブームを牽引した男の生き様を紡いでいく。

武田は本作への出演について「僕の場合はサックスという楽器でしたが、音楽に身を救われた経験がある人間として、政吉さんを演じられて光栄です。その偉大さは想像できないくらい大きなもので、たゆまぬ努力と、先見の明を持って時代を作られた方だと感じています」とコメント。また、政吉の人物像については「三味線を心の底から愛していたと思いますが、当時は、お座敷などでつかわれる“淫靡な音”という偏見があり、それをなくしたいという思いを持っていました。そんな中、時代の流れを汲んで新しいものに挑戦した。それがヴァイオリンでした」と話し、「寡黙な技術者、職人だったことが描かれていて、ヴァイオリンに情熱を注ぎ続けた生き様、そしてチャーミングな姿をお伝えできれば」と語った。

また、時代背景が現在と違うとはいえ、2人の妻をめとった政吉について、笛木は「それだけの魅力が政吉さんにあったのだと思います。私は内助の功をできないですが、乃婦さんは素晴らしい。夫があそこまでなったのは2人の妻のおかげだと思う」とコメント。中村は、「何かと考えてからでないと行動できないことが多い中で、政吉さんは勢いで動き出して、ちゃんと形にする。実際に9男4女を食べさせていかなくてはいけないですし、それを自分が見つけた好きなことで実現させていく。とてもロマン溢れる人生だと思います」と語った。

最後に武田は、「政吉さんは、自ら最高だと思って作ったモノを“こんなモノは子供だましでしかなかった”と否定し、更なる上を目指していきました。素晴らしい人生の戦い方だと思いますし、僕も役者としてこのような素晴らしい役をいただいて感謝しています。ぜひ、彼の生き様を多くの人に見ていただきたいと思います」とアピールした。