元ブルーハーツ梶くんも参加するバンドは究極のバリアフリー

公開:

経済格差の拡大、人間関係の希薄化など、不安だらけの現代社会……「生きづらさ」を抱える全ての人に向けた新しいスタイルの福祉番組『ハートネットTV』(NHK Eテレ)。12月7日(月)は日本初の知的障害者によるプロのロックバンドに密着、「ロックは裏切らない~ロックバンド サルサガムテープ~」を放送する。

ポリバケツにガムテープを貼った手作り太鼓でラテン系リズムセッションを始めた事から「サルサガムテープ」というバンド名がついた。メンバーは総勢20人、半数以上がダウン症や自閉症などの障害者だ。

NHK5代目歌のお兄さんだったかしわ哲が1994年に結成。さらに元ブルーハーツのドラマー・梶原徹也も、このバンドの魅力にひかれドラムで参加。以来、国内外でのライブ活動の他、99年にはNHK「みんなのうた」に出演、故忌野清志郎氏ともセッションを行い、「ロックンロールの原型」と賞賛された。

「サルサガムテープ」の活動拠点は神奈川県・厚木にある福祉事業所。メンバーは毎日、練習に励み、プロのバンドとして年間20本以上の公演を続けている。「世の中にある、障害に対してネガティブなイメージを、ぼくらの演奏で打ち払いたい」と語るメンバーたち。ロックは、全ての壁を壊し、すべてを受け入れる究極のバリアフリー。ロックで自己表現に挑み続ける「サルサガムテープ」のブレイクスルーを見つめる。