北乃きい「少し女性らしくなったかな?」『アンフェア』SPドラマ第3弾に意気込み

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コンビを組む寺島との久々の共演について聞くと、前作の撮影中に寺島に「この仕事は向いてないと思うんですよね」と相談したことがあるというエピソードを告白。そのとき寺島は「オレもいまだに向いてないと思っている。よく分かんないけど、役者ってそういうものだと思うよ」と北乃に話し、それを聞いた北乃は「すごく大きな言葉で、心に響いて、ある種のターニングポイントになりました」と、大先輩からの言葉が女優人生の大きな支えになったことを明かした。再び共演することについても「寺島さんは自分のなかですごく大きな存在だからこそ、一緒のシーンのときには自然といい緊張感が生まれる」と語り、「それによって、望月と山路の空気感にうまくつながっているような気がしますし、今回の撮影でも、最初のシーンでその空気を感じとることができました」と手応えを語っている。

そして、演じる望月については「今までよりも人間味が増して、視野が広がった」と語り、1、2作目は笑うシーンがほとんどありませんでしたが、今回は笑顔のほかに、これまでの望月では考えられないような表情を見せたり、ずっと嫌悪感を抱いていたスカートを履くシーンがあったりします。髪も伸びて、少し女性らしくなったかな?(笑)」と成長した様子を紹介。「今までの望月とはいろんなことがちょっとずつ違って、演じていてすごく楽しいし、より愛着が沸きました」と演じた感想を語っている。

また、いつか挑戦したいと思っていたという「拳銃を撃つシーン」があると言い、「海外の刑事ものの映画を観て持ち方を研究しました。空き時間だけでは足りず、小道具を持ち帰って家でも練習しました。なので、今まで以上にカッコイイ、望月が刑事らしく銃を構えるシーンをぜひ見てほしいです」と見どころをアピールした。

最後に北乃は「これまでも様々な“ダブル・ミーニング”を描いてきましたが、今回の作品がいちばん盛りだくさん。いろいろな人の“ダブル・ミーニング”が入っていて、最後の最後まで惑わされること必至です」と語り、「篠原涼子さん扮する雪平とも、3作目にして初めて共演します! お会いするのは今回が初めてなので、楽しみというより、とにかく緊張の一言ですが、まさにもうひとつのアンフェアシリーズの集大成という内容に仕上がっています」と、ドラマの魅力を語ってくれた。

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