日航ジャンボ機墜落事故から30年…未公開だった生存者の証言、内部資料を独自入手

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1985年8月12日に発生した日航ジャンボ墜落事故。520人もの犠牲者を出し、単独機の事故としてはまさに“世界最悪の参事”。発生から今年で30年を迎えるが、TBSでは特番を組み、これまで未公開だった生存者の証言や内部資料から事故の真実に迫る。

事故発生からちょうど30年目を迎える8月12日(水)。TBS系列では、19時より『8.12 日航ジャンボ機墜落事故 30年の真相』(一部地域を除く)と題した特番が放送され、番組独自で取材した生存者や親族の証言などをもとに、真相を追求する。

この事故では、奇跡的に4人の生存者がいた。事故当時、運輸省・航空事故調査委員会が、救出後に聴取しており、事故報告書には一切記されていない未公開の証言記録を入手。複数にわたって手書きで記されたメモなどからも、ダッチロール状態の機内、墜落、救出、その後の30年など語られなかった真相を追求する。

ドキュメンタリーパートでは、墜落直前の唯一の写真で、尾翼の大半が欠けた状態で飛び続ける墜落8分前の機影を、最新技術で8K映像にして再検証するほか、墜落直前の“20秒”を詳しく記した未公開資料を独自に入手し、最新CG技術で123便の動きを再現する。また、後部圧力隔壁破壊のきっかけとされた、隔壁の修理ミスの真相は今なお未解明。そこで、初公開の内部資料をもとにアメリカで緊急取材を敢行する。

さらに、事故当日19時過ぎ、墜落直後の現場上空には米軍機があったが、多くの炎が上がる暗闇の山岳地帯で、救出活動はどのように行われたのか。あの夜、上空から現場を見ていた人物がその真相を告白。またその時、政府・官邸は何をしていたのか。非公式協議で語られた内容を、当時の政府関係者が証言する。そのほか、この事故で娘3人を一度に失った高齢夫婦が、現在も年3回行っているという慰霊登山の様子を伝える。

再現ドラマのパートには、美山加恋大内田悠平安達祐実といった実力派俳優が出演し、事故後の遺族の30年に焦点を当て、これまで語られなかった彼らの実像を描く。