日本史上屈指の豪商・淀屋橋常安の商才に学ぶ

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仕事で悩んだり、壁にぶつかったり……。そんな悩みを解決すべく、歴史上の人物の知恵と行動から探っていく番組『先人たちの底力 知恵泉(ちえいず)』(NHK Eテレ毎週火曜22時~22時45分)。6月9日は、先週に引き続きゲストに株式会社ジャパネットたかたの創業者・高田明を招き、「日本一の金持ち男 商売を繁盛させろ!淀屋常安」を放送する。

淀屋橋にその名を残し「天下の台所」商都、大阪の礎を築いた豪商、淀屋常安。戦国から江戸時代にかけ天下人、秀吉、家康と渡りあい100兆円といわれる天文学的な富を築いたと言われている。もともと武士から転身し材木商として身を起こした常安の商いの極意は「度を超すサービス」だ。あっと驚く低価格での入札や、無償での陣屋の建設など赤字覚悟の戦略で天下人たちにインパクトを与え躍進していった。

また、常安はその富の使い方も大胆だった。大坂の陣で荒廃した大坂の再建に惜しげも無く私財を投入。私費で公共の流通拠点を建設するなど、「まず与える」という経営戦略をとった。米の取引においても天候によって乱高下した物価を安定させるため世界で初めて先物取引を導入。リスクを覚悟で目先の利益より万人のためのサービスを優先したことで市場は広がり結果的に天文学的な富が常安のもとに入ってくることになったのだ。日本史上屈指の豪商の知恵に迫る。

※高田明の「高」ははしごだかです