成田凌が主演を務めるドラマ『降り積もれ孤独な死よ』(読売テレビ・日本テレビ系、毎週日曜22:30~)の第9話が9月1日に放送。ネット上では、蓮水花音(吉川愛)を守るある男の運命に大きな反応があった(以下、ネタバレが含まれます)。
冴木仁(成田)が花音と話していると、顔に傷がある男が襲ってきた。男は「花音。逃げろ!」と言い、彼女は姿を消した。
その後、駆けつけた刑事・五味明日香(黒木メイサ)によって男は逮捕。事情聴取をしたが、男は何も語ろうとしなかった。
冴木は、森燈子(山下美月)と共に、花音が幼い頃にいた施設へ。そこで様々なことが明らかとなる……。
男の名前は瀬川涼(笠松将)。彼女と同じ施設に育ち、花音にとって兄のような存在だった。花音の母(西原亜希)が出所し、迎えに来たときも、親と暮らすよう背中を押したのは涼だった。「もし何かあったら兄ちゃんが守ってやる」と約束したが、結果的に花音は育児放棄にあっている。
成長した花音が母から金を奪われ続けていることを知った涼は、彼女の母がいる家に火を放つ。自らが火の海の犠牲になりながらも、外にいる花音に向かって「逃げろ花音!」と叫ぶのだった。
そうして顔に大火傷を負いながらも、彼女を見守り続けていた涼。数々の現場に姿を現し、時には刃物を持って冴木を襲っていたが、すべては彼女を守るためだった。しかし、思いが届くことはなく……。
ネット上では、涼の行動の真意が明らかになった展開に「不憫」「悲しい」「不器用すぎる」とのコメントがあった。
最終話は9月8日に放送。冴木と森は、灰川十三(小日向文世)の日記に書かれた13年前の真相を知ることとなる。
なお現在、民放公式テレビ配信サービス「TVer」では、第1〜3話、ダイジェスト動画などを配信中。