二宮和也主演の日曜劇場『ブラックペアン シーズン2』(TBS系、毎週日曜21:00~)の第8話が9月1日に放送。ネット上では、天城雪彦(二宮)が倒れ、ある人物が手術をするシーンに多くの反応があった(以下、ネタバレが含まれます)。
ある空き家へと向かった天城。そこで調べものをしていると、佐伯清剛(内野聖陽)がやって来た。
2人がいるのは、渡海一郎の自宅。天城と渡海征司郎(二宮/二役)は双子の兄弟だったのだ。幼い頃、心臓に重い病気を患った天城は、フランスにいた名医・天城司(大和田伸也)のもとへ養子に出された。治療には莫大な費用がかかるため、ずっと仕方のないことだと思っていた――。
しかし、天城が調べているうちに、心臓に病気を抱えていたのは、天城ではなく渡海だったことが判明。すべてを知った天城に向かって、佐伯が真相を明かしはじめた。
3歳のときに多発性冠動脈瘤を発症した渡海のため、司と一郎は天城の健康な左内胸動脈を移植する賭けに出た。しかし、それは完全な違法行為。その違法行為を公にさせないためにも、この兄弟を会わせないようにしたという。その後、天城も多発性冠動脈瘤にかかって……。
佐伯からすべての話を聞いた天城は「やっぱふざけてるよ」とポツリ。「返せよ……」と涙ながらにぶつけた。現在、命の危機に陥っている天城に対し、佐伯は「お前の心臓を治してみせる」と誓うのだった。
その後、天城が倒れた。かけつけた世良雅志(竹内涼真)と共に緊急手術をする佐伯だったが、手の施しようがなかった。
そこに渡海がやってくる。渡海は「1千万円でもみ消してやるよ」と言い、さらにダイレクト・アナストモーシスはしないと明言。「やりませんよ俺は。あんなギャンブルみたいなこと」と述べる。
ネット上では、ラストシーンでの渡海の登場に「ずっと待ってた」「鳥肌立った」「放心状態」とのコメントがあった。
次回第9話は9月8日に放送。ダイレクト・アナストモーシスが生まれたきっかけが明らかとなる。
なお現在、民放公式テレビ配信サービス「TVer」では、第1話、サイドストーリー『ブラックペアンと言いたくて…~万年ヒラ医局員の憂鬱な日常~』、スペシャルインタビュー、ダイジェスト動画などを配信中。