民放公式テレビ配信サービス「TVer」では、映画『翔んで埼玉~琵琶湖より愛をこめて~』が、11月23日に公開されるのを記念して、杏、加藤諒、和久井映見ら豪華キャストが出演したフジテレビドラマが続々配信されている。
本作は、GACKTと二階堂ふみがW主演を務めた大ヒット映画『翔んで埼玉』の続編。東京都民から迫害を受けていた埼玉県人だったが、麻実麗(GACKT)らの活躍により、通行手形を撤廃することに成功した。自由と平和を手に入れた中、日本埼玉化計画を推し進める麗は、越谷に海を作ることを計画して……。
滋賀解放戦線のリーダー・桔梗魁を演じる杏が、坂口健太郎とW主演を務めた『競争の番人』は、公正取引委員会を舞台にしたドラマ。20歳で司法試験に合格した小勝負勉(坂口)と、頭で考えるより、気持ちで体当たりしていく元警察官の白熊楓(杏)の正反対な2人がタッグを組み、企業の不正などに立ち向かっていく。
同じく杏が主演を務めるのは『名前をなくした女神』。5歳の息子を持つ秋山侑子(杏)は、引っ越した先のママ友との出会いをきっかけに、それまで無縁だと思っていた子供の「お受験」に興味を持つ。ママ友とのあつれきや、お受験の難しさなどを痛感し、生まれて初めて、自分の価値観が揺るがされて……。
前作に引き続き、下川信男役を務める加藤諒が出演したのは、のちに映画化もされた大ヒットシリーズ『ルパンの娘』。本作は、泥棒一家「Lの一族」の娘・三雲華(深田恭子)と警察一家の息子・桜庭和馬(瀬戸康史)との許されない恋愛を描いたラブコメディ。加藤は、和馬の先輩刑事・巻栄一を演じており、和馬が、捜査一課の刑事になるための足掛かりとして「Lの一族」の逮捕を勧める。
1997年に放送された『バージンロード』で主演を務めたのは和久井。単身でニューヨークに行っていた桜井和美(和久井)が、頑固な父・光(武田鉄矢)の危篤の知らせを受けて帰国する。「婚約者を連れて帰る」との約束を果たすため、飛行機で乗りあわせた隣の男・吉見薫(反町隆史)に、一日だけの婚約者役を頼む。映画で和久井は、さいたま市在住の主婦・内田直子を演じている。